2020年、春からのコロナ騒動以降、何度も発令される緊急事態宣言、先の見えない状況から
「ちゃんと体をケアしたいから次回の治療も受けたいけど…先生の所は休業とかしてないですよね?」
「整体治療の通院が不要不急に当たるのかよく分からない」
このように、患者さまから色々な不安の声やご質問をいただいてきました。このページはそんな皆さまの不安や疑問が少しでも和らげばと作成しました。
5分ほどで読める内容ですので、ぜひ最後までお付き合いください。
2020年~現在まで、兵庫県での医療施設に対する休業要請は出ておりません
まず休業についてですが、現在にいたるまで我々のような国家資格を持つ医療機関に対しての休業要請は一度として出ておりません。
※ 上の画像は県の公式ページから抜粋したものです。
まず、前提として国家資格が必要である鍼灸院や整骨院は開業時に「国の定めた衛生基準や設備基準をクリアすること」が必要条件となります。つまり、コロナ騒動うんぬん以前に、そもそも鍼灸・整骨院は、感染症に対する衛生基準が備わった医療施設ということです。
そして、緊急事態宣言の法的根拠となる特措法第45条には、自粛の要請は「生活の維持に必要なものを除く」とあります。つまり「生活維持」=「健康の維持」=「通院はOK」ということであり、したがって当院も予約枠の調節をしながら診察を続けてきました。(県の公式の発表でも「通院」は「生活の維持に必要な場合」の例として明記されています)
※ただし、国が認めているから・法的根拠があるからと言っても、待合が混雑する可能性のある医療機関や3密にかかわる場合、そして重症化リスクをお持ちなら通院をひかえるべきケースもあるかと思います。ケースバイケースでお考えいただければ幸いです。
okada鍼灸整骨院の感染症対策について
現在までのデータから新型コロナウィルスの感染は「飛沫感染」「接触感染」が中心とされています。したがって、okada鍼灸整骨院では「飛沫感染」に対しては
マスク着用の徹底、ご協力のお願い・定期的で十分な換気・空気清浄機の設置増・吸気換気のできる新型のエアコンの設置・受付のアクリル板設置 など
また、「接触感染」については
・お一人おひとりの治療ごとに、手指・ベッド周辺のアルコール消毒・患者さまが触ることが多い場所のアルコール消毒・来院時の手指アルコール消毒のご協力
と可能な対策はすべて取り組んでおります。
また、当院は幸い以前から完全予約制ですので、待合が複数の患者さまで混雑することはなく、密とは無縁の医療施設となっています。
そして、2020年にさらなる感染症対策として大規模な院内の改装を行い、施術ベッドを3台から2台へ、施術スペースを広くしてキープ・ディスタンスとなるようにしました。
下のリンクはその改装日記です。ご興味のあるかたは参考にご覧ください。
当然ながら咳が出ているかたや発熱、風邪症状のあるかたには通院をご遠慮いただき、その他の患者さまにも感染症対策にご協力いただいている状況です。
お体の不調でお困りのかたへ
いわゆる自粛疲れやストレス過多の状況から不調をきたす患者さまが増えております。
まずはご自宅でラジオ体操などの適度な運動やしっかり時間をとった入浴など、体調管理にはくれぐれも気をつけてください。
しかし、それでもお困りの時はいつでもご相談ください。
もちろん治療を受けていただくのが一番の近道ですが、このタイミングですから通院に不安を感じるかたも沢山いることでしょう。
そんな時も遠慮なくご連絡いただければ、できるだけ時間を調節して作り、ご自宅でのケア方法をお電話でアドバイスいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。私も体調管理を徹底しておりますので、今これを読まれたあなたも無事にこの局面を乗り切れるよう心から願っております。
( 監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士 )