腰痛、股関節や背中の痛みを解消。垂水区40代女性(患者様の声No.101)


こんにちは。神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院です。

今回は腰痛や右の股関節、背中の痛みを解消された40代女性の患者さまの声をご紹介します。


当院のHPをご覧になって来院された垂水区在住のKさん。もともと慢性的にあった、産後の腰痛や右の股関節(足のつけ根)の引っ掛かるような痛みでお悩みでしたが、


それにもまして、お仕事柄、背中のコリを感じることが多く、最近ではそれがコリを通り越してバキバキになり、痛みになっているのが一番ツラい、ということでした。


ですが、時系列を考えて、先に腰や股関節への鍼灸、整体治療をメインにしたところ、背中のバキバキが明らかに楽になった、と喜んでいただけました。


もし、同じようなお悩みがありましたら、ぜひ今日の記事を参考にしてください。


40代女性患者さまの声の画像


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腰痛、右の股関節の痛み、背中がバキバキで痛い



腰と股関節の治療をしていただいたのに、背中の凝りもすごく楽になりビックリしました。

2回目の治療の後では、その後バキバキに凝ることもなくすごく助かりました。



今回のKさんのお話しで「腰と股関節の治療で背中が楽になった」という部分を、意外に感じた方がおられると思います。


ですが、実は、私たち専門家からすれば、こういったケースは、それほど珍しいことではありません。


というのも、もともと整体治療というのは、古来から「全身のつながり」に着目してアプローチしてきた治療法なので、「骨盤の治療で肩こりが楽になった」「足首の治療で腰痛が楽になった」という事例は、経験的に広く知られていたのです。


ただ、近年では、そういった昔からの経験則に対する根拠、データが少しずつ増えてきています。


2020年1月に、背骨の疾患の研究と治療に特化した国際的な学術誌「Global Spine Journal:グローバル・スパイン・ジャーナル」に掲載された医学論文の中には、


“This indicates that the spine-pelvis complex acts as a global alignment unit, where deformity or compensation in one region triggers compensatory mechanisms in others.”
(このことは、脊柱から骨盤までが「全体としてのアライメントユニット」として機能し、ある部位の変形や代償が他部位に代償的なメカニズムを誘発することを示している。)

引用元:Cervical, Thoracic, and Spinopelvic Compensation After Proximal Junctional Kyphosis (PJK): Does Location of PJK Matter?

という研究報告があり、これを平たく言えば、「骨盤から背骨全体はお互いに影響しあっていて、骨盤のゆがみが原因で背中がゆがんだり、逆に、背骨のゆがみから骨盤がゆがむパターンもある」ということになります。


今回のKさんの場合は、不調の時系列が、①10年ほど前から慢性的に腰痛や股関節痛があって②背中のコリや痛みはこの1〜2年強くなってきた、


ということで、骨盤のゆがみが長い時間をかけて上半身に影響していったケースであり、だからこそ、骨盤と股関節の治療で背中がグンと楽になったわけです。


ですのでもし、垂水区近郊にお住まいで、背中や肩のコリ、痛みが楽にならない、マッサージを受けても一時的にしか効かない、ということでしたら、今回のKさんのように、ツラい場所から離れたところに原因が潜んでいるかも知れません。


当院の鍼灸・整体治療がお役に立てると思いますので、お悩みでしたら、いつでもご相談ください。


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(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)