夏の「食当たり」を早く治す裏ワザ


気のせいか、今年のセミって多くないですか?

院の周りがメチャクチャにぎやかです 笑 



こんにちは。神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院の岡田です。

毎日暑いですね~ 


さて、これだけ気温が高く湿気が多いと、やっかいな病気が多くなります。

そう、食中毒(食当たり)です。



これは、高温多湿という環境の中から、カンピロバクターやサルモネラといった、食中毒の原因となる細菌が増えやすくなるからです。(ちなみに冬の食中毒はウィルス性のものが多いとされています)




しかも、今の時期は口当たりの良さから冷たいものばかり摂って胃腸が疲れやすいので、なおのこと食当たりのリスクが上がってしまいます。


ですが、

実は、「ちょっとした食当たり」「お腹を下してしまった」というレベルのものであれば、その回復をグンと早めてくれる方法があります。


今回はその裏ワザをご紹介しておきますので、ぜひ最後までご覧いただき、お役立てください。

※ 効果的な方法ではありますが、激しい腹痛・下痢・嘔吐・脱水などがあったり、経過を見ても改善しない時は、病院への受診をおすすめいたします。


やり方はとっても簡単

■ 用意するもの

市販の千年灸:せんねんきゅう」(種類は何でも良いです)

無ければお線香でもかまいませんし、最悪タバコでも利用できます。(おすすめはしませんが)

あとは、ライター灰皿(その代りになる物)があればOKです。


■ 準備

両足の靴下をぬいで床に座ります。

■ やり方

どちらの手でも良いので千年灸を指先にのせ、もう片方の手でライターで火をつけます。(千年灸は裏にテープが付いているので、くっつくようにできています)

両足の「裏内庭:うらないてい」(上の写真)というツボに、左右どちらかでもよいです。お灸(線香)の火を肌から5~8mmていどまで近づけて少し待ちます。


ジワ~っと熱くなってきて「ん~熱い!ちょっとギリギリ!」となったら、反対のツボに同じ要領で火を近づけます。これを左右交互に繰り返すだけです。(基本は左右3~4回ずつ) 途中で千年灸が消えてしまったら新しいのに交換しましょう。


よくあるのが、「右、あるいは左はすぐ熱くなるけど反対側はぜんぜん熱くならない」というもの。その場合は、熱くなりにくい方をもう1~2回回数を増やしてください。

※くれぐれも我慢しすぎて火傷しないように気をつけてください。



いかがでしたでしょうか?

要するに、左右のツボに「火を近づけては休み」を何回かくり返すだけ。

ね? とっても簡単です。


早いかたでは、ものの10~15分で体調が良くなってきます。(自宅で子ども達がお腹をこわしていると決まってこの方法を行い、すぐに元気になります。)

ただし、何でもそうですが効果には個人差があり、ツボを温める下痢の症状が瞬間的に強くなるトイレに行ったらスッキリ、その後体調が良くなるというパターンのかたもおられます。(この場合は水分補給も忘れずに)


お困りの時はぜひお試しいただき、不調の早期回復にお役立てください。



(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)

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