コロナ禍のストレス解消ならコレがおすすめ
こんにちは。
神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院の岡田です。
年末年始から激増した新型コロナウィルスの感染者数、そしてここ兵庫県もついに2度目の緊急事態宣言発令。
もうかれこれ1年近く不安な状態が続いていますよね。
今回の緊急事態宣言は昨年のものよりややシバリが穏やかとはいえ、ネガティブな状況がここまで長引いてしまうと当然カラダもココロも疲弊してしまいます。
じっさい、当院の患者さんでも
「何となく疲れやすい。疲れが取れない」
「肩・首などの不調を感じやすくなった」
というかたが、例年よりも明らかに増えています。
そこでこの度は、2度目の緊急事態宣言発令ということもあり、「自宅で簡単にできるストレス解消法」をご紹介していきます。
先が見えない状況だからこそ、早い内から対処して体調を整えておきたいですよね。
ぜひ最後までご覧いただき、疲れたココロとカラダをケアしてあげてください。
約8割の人がコロナストレスを感じている
筑波大学が全国を対象に行った「新型コロナウィルスに関わるメンタルヘルス問題の統合調査」では、コロナ禍のストレスを感じている人が女性で85%、男性で71%にものぼることが分かっています。
その一方、同調査の中の「自粛期間中に有効だった生活上の対処法」については、十分な睡眠や生活リズムを整えるなどの他に「自宅でできる活動を楽しむ」というポジティブな回答も見られたようです。
自宅で楽しめる趣味を持ったり、運動やストレッチ・ゆっくりお風呂で温もるなど、もちろんこれらの取り組みは素晴らしいことです。
できるなら申し分ありませんし、当院の患者さんにもおすすめしています。
ただ「でも先生、そんな時間はなかなか取れないんです… 」というかたも現実にはたくさんおられます。
そこで今から自宅で短時間でできるストレス解消法をご紹介します。
ストレス解消なら「頭」を緩める
実は、整体の分野では「ストレスは頭を緊張させる」と考えられており、じっさいストレスを溜め込んでしまった患者さんの頭に触ると硬くなっていることが多いです。
「頭が硬くなる」というのはもちろん性格のことではなく、頭皮や頭の筋肉、そして頭の骨(ずがいこつ)が緊張してしまうことを指しています。
ただ、そもそもコロナ禍以前に、現代はストレス社会と言われて久しいです。
力仕事や体を使うことはどんどん減り、その代わりにスマート・フォンやパソコン・SNSの情報があふれ返り、人間関係は難しくなる一方。頭(脳)ばかりが疲れてしまうのも当然です。
その意味では、今日お伝えする方法はコロナ禍だけにかかわらず末長く役立つケアだと思います。
耳を引っ張ればカチカチ頭もリラックス
方法はとてもとても簡単。
あお向けに寝て、下の写真のように左右の耳を優し~く引っ張って5分ほど待つ、たったのコレだけです。(整体の世界ではイヤー・プルと呼ばれる有名なテクニック)
ポイントは
・「こんなんで良いの?」と思うくらいひたすら優しく引っ張る
・フニャフニャ~やユルユル~など、緩みそうな言葉を頭の中で言いながら深呼吸をする
・気持ちよさに集中して他のことは考えない
この3つです。
行うタイミングは入浴後で寝る少し前がベスト。お風呂はゆっくりでなくとも、湯船にはできるだけつかりましょう。
とても簡単ですが、より効果を出したいならイメージが大切。ウソでも良いので「フワ~気持ちええわぁ~」と口が半開きになる感じでできたらバッチリです。
後はそのまま5分ほど、時間はスマート・フォンのタイマーに任せましょう。
まとめ
・8割の人がコロナ禍でストレスを感じている
・耳を引っ張って頭をリラックス
・ポイントは優しく+深呼吸
いかがでしたでしょうか?
とても簡単な方法ですが、慣れてきて上手くなると非常に深くリラックスできます。
寝る前の数分ですので、だまされたと思ってまずは数日続けてみてください。
万が一、ストレスは確かに溜まってるのに何の効果も感じられない、とい場合はご自身のケアでは追いつかない位緊張が強くなっているのかもしれません。
そんな時でも整体と鍼灸治療でケアすれば楽になることがほとんどですので、お困りでしたらいつでもご相談ください。
(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)