花粉症への鍼灸治療と自分でできる対処法



先日は三男とマリンピア神戸までお散歩。

道中でオオシマザクラが5分咲きになっていました。


もう、春は目前ですね ♪




こんにちは。神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院です。




お花見が楽しみな今日この頃ではありますが、


鼻はグシュグシュ、目はしょぼしょぼ…

今年もその時期がやってきましたね。


そう、「花粉症の季節です。



何を隠そう、私も花粉症ですのでそのツラさはよく分かります。

今年は例年よりも花粉量が多いようで、珍しく自宅の妻もグシュグシュになっていました。



「鼻水と鼻づまりがひどくて夜も満足に眠れない」

「鼻も目もグズグズで目の前のことに集中できない」

「コロナ禍のこのご時世、周りから白い目で見られそうで恐い」



関西は緊急事態宣言の解除でいく分外出しやすくなったとは言え、花粉症をおもちのかたには本当にツラい時期ですよね。


また、病院でもらったお薬や漢方でも効きが悪かったり副作用が気になったり、

あるいは今はお薬は飲めないというかたもおられるかと思います。



そんな花粉症でお悩みのあなたに朗報があります。


実は、鍼灸治療でも花粉症の症状緩和のお手伝いができるのです。



この度は当院の花粉症治療のご紹介と、ご自分でもできる対処法をお話していきます。


今のツラい季節をあなたが少しでも楽に乗り切れるように、ぜひ最後までご覧いただきお役立てください。

okada鍼灸整骨院の花粉症治療



実は、首の奥にある神経を刺激することで花粉症の症状を和らげることができます。


じっさい病院でもその神経(星状神経節という場所です)にブロック注射をする治療法があり、その効果・効能の中には「花粉症の症状」がふくまれています。


当院で行っているのは、そのブロック注射の代わりに鍼を使って刺激する方法なのです。(どうしても鍼は恐い、というかたには鍼を使わない方法があります)


以前から大変お世話になっている先輩治療家の先生にこの方法を教わってからというもの、私自身花粉症の症状で苦しめられることがほとんど無くなりました。



じっさいの患者さんでも早いかたで1回、平均すれば3~5回の治療で花粉症の症状が楽になったと喜んでもらえています。※下は患者さんからいただいたGoogleの口コミです。



副作用はほとんどありません。治療時間も「え?これだけ?」というくらいすぐ終わります。


もし、少しでも花粉症の症状を和らげたいとお考えでしたら、お気軽にご相談ください。

自分でできる花粉症への対処法



花粉症に効果的なツボ


鼻と目の症状に効果的な「攅竹:さんちく」「狭鼻:きょうび」「迎香:げいこう」


場所は下の写真を参考にして、おおむねの所でOKです。ただし、できれば「ここの方が効く感じがする」という位置を探しましょう。



ケアの仕方:方法はいたって簡単。攅竹は片手の人差し指と中指の指の腹で両方を上下にさすり、狭鼻~迎香は片方は両手の人差し指or中指で、ツボを上下(狭鼻↔迎香)にさすりましょう。1~2分ずつを1日何回か行ってください。



■ ワセリンで花粉の侵入を防止



元祖花粉症大国、イギリスの国民保健サービス(NHS)でも推奨されている方法です。TV番組でも取り上げられていたそうなので、ご存知のかたが多いかも知れませんね。


簡単に言えば、鼻の穴や目のまわりにワセリンを塗ってそこに花粉を吸着させ、花粉が体内に侵入するのをできるだけ予防しましょう、という方法です。


塗り方:手と顔を洗って乾燥してから、鼻の穴の入り口付近と目のまわりにワセリンを薄~く塗るだけでOKです。ただし、1日に何回かはふき取ってはまた塗ってをくり返しましょう。放置していると吸着された花粉が何かの拍子で体内に侵入するおそれがあります。


ワセリンにも「白色ワセリン」「プロペト」「サンホワイト」など色々種類があります。肌への刺激に不安があれば専門の医療機関へ相談しましょう。




まとめ 

・実は鍼灸治療でも花粉症の症状に効果あり

・花粉症に効果的なツボをさすりましょう

・少々手間だけど安価な対処法、ワセリン




いかがでしたでしょうか?



ご紹介したケア方法を今日・明日からでも取り組んでいただき、あなたの花粉症が少しでも楽になってもらえたら幸いです。


万が一、それでもなかなか楽にならない。

あるいは一刻も早く鼻と目を楽にしたい、ということであればいつでもご相談くださいね。



(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)