介護士さんの腰痛への対策シリーズ①その意外な原因やおすすめのストレッチ



こんにちは。神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院の岡田です。



さて、季節はもうすっかり秋ですね。約2ヶ月ぶりのブログ投稿になってしまいました。



というのも、ここ2ヶ月の間はこれも久しく投稿していなかった当院のYouTube動画を作成していました。



今年のはじめくらいから



「単に肩こりや腰痛といっても個人差や環境によってもピンからキリまである」

「大多数のかたに向けたものより、もっとピンポイントでお一人お一人に喜んでもらえる情報発信ができないかな」



と、考えをめぐらしていたところ



「そうだ。ご職業別で多いお悩みにテーマをしぼって、お役立ち情報をお届けしよう」



と思いついたわけです。



現在、介護士さん・保育士さん・デスクワークのかたなどに向け、動画をどんどん作成していっていますので、



当ブログでもその動画を交えながら、少しでも皆さまのお役に立てるよう情報発信をしていきます。



※今回の介護士さん腰痛解消シリーズの他の記事は下のリンクからご覧ください。


https://okada-hari-seikotsu43.com/?cat=203



介護士さんでダントツに多いお悩み、腰痛。その対策をシリーズでお届けします。




ある調査によると、実に介護士さんの6〜7割のかたが腰痛に悩んだことがあるというデータがあります。



介護職=腰痛、といっても過言ではないほど腰痛に苦しめられている介護士さんは本当に本当に多いと思います。



もちろん、当院のじっさいの患者さんでも腰痛でお悩みだった介護職のかたはたくさんおられ、



・病院にも行ったけど腰痛がなかなか楽にならない

・何をすれば、どんな事に気を付ければ良いのか分からない

・仕事は好きだけど、このまま続けていけるのか不安



このように、皆さん色々な不安を抱えご来院されています。



入浴介助や移乗介助、ベッドメイキング…



介護士さんの現場は腰に負担がかかりやすい、本当に大変なお仕事だと思います。



今回からの「介護士さん腰痛解消シリーズ」をぜひお役立ていただき、少しでもお仕事への不安解消につなげてもらえると幸いです。


介護士さんの腰痛。実はその原因は腰以外にも?



まず、ヒトの体というのは全体的につながっています。



色々な場所がお互いに共同作業をすることで日常やお仕事での体の動きをつくっているわけです。



ですので、たとえ腰痛といっても腰から離れた場所の硬さ、それが腰に負担を集中させてしまうというケースが実はとても多かったりします。



例えば、①上半身②腰③下半身がそれぞれに「10」という仕事をしていたとします。つまり全部で30の仕事になるのですが、仮に①上半身と③下半身が「5」の仕事しかできないと②の腰は「20」の仕事量をこなさなければいけなくなるのです。



逆に言えば、腰の上下、背中や下半身をしっかりゆるめて動けるようにしてあげると、腰の負担をグッと減らしてあげることができます。



負担が最低限で済めばその回復もスムーズになりますので、



介護職でたまりがちな腰の疲労も翌日にもち越すことがなくなってくる



というわけなのです。


介護士さんにおすすめの腰痛ストレッチ3選



それでは早速、介護士さんにおすすめの「腰痛解消ストレッチ」を動画でご紹介していきます。



まずは、ケアの流れとストレッチの注意点(3分29秒から)をご覧いただき、



① 太もも裏のストレッチ(5分48秒から)

② お尻のストレッチ(8分15秒から)

③ 背中のストレッチ(12分6秒から)



をそれぞれご視聴ください。


少しでもあなたの腰痛が楽になり、お仕事への不安解消につながれば幸いです。






(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)

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