脊柱管狭窄症の痛みを解消。垂水区 70代女性(患者様の声No.106)


こんにちは。神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院です。

今回は脊柱管狭窄症の痛みを解消した70代女性の患者さまの声をご紹介します。


娘さんのすすめでご来院された垂水区在住のAさん。半年以上前から足腰の痛みで悩んでおられ、病院では「脊柱管狭窄症:せきちゅうかんきょうさくしょう」と診断され、お薬を飲み続けているものの、なかなか楽にならないとのことでした。


ですが、当院の鍼灸・整体治療で少しずつ改善され、今では一緒に買い物まで行けるまでに回復。娘さんがアンケートに記入してくださいました。


もし、同じようなお悩みがありましたら、ぜひ今日の記事を参考にしてください。


70代女性患者さまの声の画像


ママ友さんからの紹介です。



母の足腰の痛みを治療してもらいに来ました。



病院では脊柱管狭窄症と言われ、お薬をずっと飲んでいたのですが、痛い、痛いとずっとつらそうでした。

岡田先生の所に通うようになって少しずつ良くなり、今は一緒に買い物に行けるようになりました。

感謝しております。これからもよろしくお願いします。


※個人の感想であり、効果を保証するものではありません。



今回のご感想を読んで、「鍼灸や整体で脊柱管狭窄症が治るんだ」と感じられた方もいらっしゃるかもしれません。


ですが、正確に言うと「脊柱管狭窄症という病気そのものが治った」のではなく、それによって出ていた「症状が改善した」ということになります。


というのも、脊柱管狭窄症とは、背骨の中を通る神経のトンネル(脊柱管)が狭くなっている状態を指します。この“トンネル自体の狭さ”を、鍼灸や整体で広げることは医学的に不可能なのです。


そう聞くと、「じゃあ、なぜ鍼灸や整体で症状が良くなったの?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。


その答えは、**「脊柱管が狭くなっていること自体が、必ずしも症状の原因とは限らない」**ということです。


少し前までは「脊柱管が狭くなっている=足腰の痛みの原因」と考えられていました。ですが、最近の医学研究では、画像検査で脊柱管の狭窄がはっきり見られるのに、痛みやしびれなどの症状が全く出ていない人がたくさんいることが分かってきたのです。


以下に、そのことを示す医学論文の要約とリンクを載せています(※専門的な内容で英語表記になりますので、興味のある方だけご覧ください)。


論文1:Abnormal Magnetic‑Resonance Scans of the Lumbar Spine in Asymptomatic Subjects. A Prospective Investigation

要約:足腰の症状がない67名の高齢無症状群にMRIを実施し、約21%に脊柱管狭窄などの異常所見ありと報告


論文2:Prevalence and pattern of lumbar magnetic resonance imaging changes in a population study of one thousand forty-three individuals

要約:1043名を対象とした大規模集団調査。中等度〜重度の狭窄所見があっても40%以上が無症状だった


論文3:Magnetic Resonance Imaging of the Lumbar Spine in People Without Back Pain

要約:98名の無症状の人にMRIを撮ったところ52% に「椎間板のふくらみ」27% に「椎間板ヘルニアのような状態」があった1% はさらに重度の異常が見つかった


もし、脊柱管の狭さ=症状の原因であれば、狭窄が見つかった時点で全員に症状が出るはずですよね。でも実際には、脊柱管が狭くてもまったく症状がない人も多くいるのです。


では、足腰の痛みが出る人と出ない人の違いは、一体なんなのでしょうか?


この部分はまだ完全には解明されていないのですが、いくつかのデータでは「脊柱管まわりの血流」「背骨全体のゆがみ」が影響しているのではないかと言われています。


ということは、血流に対しては鍼で血行をうながし、背骨のゆがみに対しては整体治療でアプローチ可能なわけです。実際、今回のAさん以外にも、脊柱管狭窄症と診断された患者さんが、鍼灸や整体で改善していくケースを私はたくさん見てきました。


もちろん、鍼灸や整体は万能なわけではなく、脊柱管が非常に狭くなっていたり、重症の場合は、手術をした方がいいケースもあります。


ですが、ツラいながらも何とか一人で生活できているなら、鍼灸・整体治療で回復をお手伝いできると思います。


ですのでもし、垂水区近郊にお住まいで、なかなか脊柱管狭窄症の痛みが楽にならないということでしたら、いつでもご相談ください。



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(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)