首、肩のこり痛み、姿勢を改善。垂水区60代女性(患者様の声No.112)


こんにちは。神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院です。

今回は首、肩、背のこり痛み、姿勢を改善された60代女性の患者さまの声をご紹介します。


インターネット経由でご来院されたTさん。長年にわたる首や肩、背中のコリが徐々に痛みへと変わり、当院とは別の整骨院にもかなり長い間通院するも、なかなか楽にならなかったそうです。


その内に、だんだんと頭が前に突き出すような姿勢になっているのを娘さんから指摘され(いわゆる首下がり症の初期段階と思われます)ますが、ご自身ではもう何をどうしたらいいのか分からない状態で困っておられました。


ですが、体全体のバランスを正す整体治療と、首や肩の蓄積したダメージを回復させる鍼灸で、少しずつお悩みは解消され、現在もメンテナンスとして月に1回通院されています。


もし、同じようなお悩みがありましたら、ぜひ今日の記事を参考にしてください。


60代女性患者さまの声の画像


ネットで調べて

整体、鍼灸、柔道整復師の資格を持っておられる



長年に渡り日常生活の悪い姿勢により、首、肩、背のこり痛みが増え、他の整骨院に長い間通ったが治らずにいた。

ネコ背になりアゴが異常に前に突き出ていると娘に指摘されるが、自分では全く気が付かずに悪くなる一方でした。



自分で良い姿勢を意識しても体が固ったように動かず、カを入れると首、肩、背がこって酷い苦痛がありました。先生の治療を受けながら、家での運動も教えて下さいました。

気が付くと、数回の治療で首、肩、背のこりと痛みが消えていました。日常動作で悪い姿勢になると自分で気が付くようになり、意識すると正せるようになりました。

治療10回足らずで、先生がスマホで写された私の姿勢が正しく映っていました。

これからも自然に良い姿勢が保たれるよう治療を受けます。


※個人の感想であり、効果を保証するものではありません。



冒頭に書いたように、今回のTさんの症状は「首下がり症:くびさがりしょう」の初期症状と考えられました。


この首下がり症(または首下がり症候群)は、病態がはっきりと分かっていない部分が多く、あまり周知されていないためか、病院や整骨院でも、「肩こりや単なる姿勢不良」と判断されてしまうことが多い症状です。


一般的に、首(頭)が下がってくるのだから首~肩の筋力を鍛えればよい、と言われていますが、それで効果が出るのはごく軽症の場合と思われます。(実際、当院に首下がり症でご相談される患者さんの多くは、そういったトレーニングでも効果がなかった方々です)


では、どんな治療が必要かと言えば、首を含めた「背骨全体」のバランスを観て戦略を立てていく必要があります。


今回のTさんも、首・肩への鍼灸治療で血流をうながし、ダメージを回復するとともに、全体のバランスを正す整体治療が功をそうしました。


こういった、体全体を観察しながら首下がり症の治療にのぞむ方法は、下の医学論文からの抜粋の様に、少しずつ脚光をあび始めています。


~首下がり症状による前方注視障害の改善には頸部自動伸展機能の改善に加えて,矢状面上における脊柱全体と骨盤帯のバランスが取れた立位姿勢をめざした介入が有効であると考えられた~

引用元:首下がり症状を呈した変形性頸椎症症例に対する脊柱アライメントの改善を指向した理学療法介入の効果検討

とは言え、このような考え方で治療をしてくれる場所は、まだまだ少ないのが現状です。


ですのでもし、垂水区近郊にお住まいで、なかなか首、肩、背のコリや痛みが楽にならない、何だか前を向くのもツラくなってきた、ということでしたら、当院の体全体からアプローチする方法がきっと役に立ちます。


お悩みでしたら、いつでもご相談ください。



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(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)