腰のヘルニア。歩けないほどの痛みが手術なしで?50代女性の症状改善ストーリー




ついに新型コロナウィルスの大規模ワクチン接種がはじまりましたね。


「今度が1回目」「私はもう2回とも終わった」そんな患者さんが続々とでてきています。


一刻も早くワクチン接種が進み、長かった不安な日々にピリオドを打つ時がくるのを願ってやみません。




こんにちは。神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院の岡田です。



この度は腰のヘルニアの痛み、歩けないほどツラかった患者さんの解消ストーリーをご紹介いたします。



おかげさまで当院は今年で12年目、その間腰のヘルニアのお悩みを整体治療で解消された患者さんがたくさんおられます。



腰のヘルニアから、お尻や太もも、足が痛む。いわゆる坐骨神経痛のように足腰の痛みがあると生活の何もかもに支障が出てきてしまいます。



お悩みだった患者さんの中には


「もう一生、歩けなくなるんじゃないかと不安だったんです」


というかたもめずらしくありません。



もしあなたが


・腰のヘルニアで歩けないほどツラい

・腰のヘルニアで病院にも通ってるけどなかなか楽にならない

・腰のヘルニアは手術をしないとダメなのかと不安だ



このようにお悩みでしたら、ぜひ今日のブログを最後までご覧いただき少しでも希望をもってもらえたのなら幸いです。


腰のヘルニア。右足の痛みで歩けないとお悩みだった50代女性



約3年ぶりにご来院された50代女性のYさん、玄関から入られるその姿は足を引きずるかのようなツラいご様子でした。



「Yさん、こんにちは。これはまた大変な状態ですね」


驚いた私はYさんに駆け寄り、手を差し出しながらそう言いました。


ゆっくりと一緒にベッドまで移動した後、一息ついたYさんから事のてん末を伺っていきます。



今から4か月ほど前、Yさんは右足の引きつるような違和感に気が付きました。



「筋肉痛?何かした覚えはないけど…」はじめは気にしなかったYさんですが、その違和感は徐々に痛みへと変わっていきます。



最初は1週間に数回しかなかったその足の痛みも1か月が過ぎるころには毎日のようにでてくるようになり、ついには家の中の移動でさえ大変になってきてしまいました。



その様子を見かねたご主人から整形外科への受診をすすめられ、次の日にさっそく向かいます。





「腰のヘルニアですね」レントゲンを見たお医者さんからそう告げられ、数種類のお薬と週2回の通院をすることになりました。



ですが、3か月近く経ってもこれがなかなか楽になりません。



さらに、しばらく様子を見て本当に改善しないなら手術が必要かもしれない、という説明があり、思いもよらなかった「手術」というワードにYさんの不安はどんどんつのるようになっていきました。



「先生のところで、こんな腰のヘルニアって治療できるのでしょうか?」



Yさんは藁をもつかむようなご様子でそうおっしゃいました。  


腰のヘルニアのツラい症状。でも手術はやっぱり恐い



腰のヘルニアの痛みでご自宅での日常も大変な毎日、ここしばらくは買い物も満足にできていない状態です。



そして、そんなYさんには可愛いスピッツの愛犬がおられます。



手術は恐いからできるだけしたくない、という気持ちもさることながら


「もう、○○ちゃん(愛犬のお名前)と一緒に散歩ができなくなるかもしれない」


という不安が一番のお悩みだったのです。



腰のヘルニアは手術?最新データから分かる事実


Yさんと同じように「腰のヘルニア=手術?」という不安があるかたも多いと思いますので、先にここでお話しておきます。



実は、腰のヘルニアで手術が必要なケースというのは近年どんどん減ってきています。


ごく一部のケース、足の筋肉が明らかに細くなっていたり、おしっこや便の異常がある時はやはり手術が必要なのですが、90%以上、つまりほとんどは手術をせずに解消していくものであると、最新のデータからちゃんと分かっているのです。



Yさんの場合も痛みは強いものの、足の筋肉やおトイレの問題はありませんでした。


したがって整体・鍼灸治療の効果が見込めることをしっかりお伝えし、ここから二人三脚での治療に取り組んでいきました。


腰のヘルニアの痛み。整体治療でみごと改善



結論から言うと、Yさんのツラい腰のヘルニアの症状は約3か月で無事に解消していきました。



ただ、誤解のないように書いておきますが、整体・鍼灸治療で「腰のヘルニアそのもの」を無くしたり治したりすることはできません。



え?じゃあ、何でYさんは楽になったの?



そう思われるかたがたくさんおられるでしょうが、実はここにも最新のデータから分かっているポイントがあります。



それが「腰のヘルニアが確かにあるのに、痛みや症状がまったくないという人が大勢いる」という事実です。



つまり、同じ腰のヘルニアがあっても「ある条件」で痛みがでる人とでない人がいるということで、



その条件を私は「腰の血のめぐり」だと考えています。



じっさい、体全体のバランスを正して腰が自然とゆるむようにし、腰の血流をうながす治療で、たくさんの患者さんが腰のヘルニアのお悩みを解消されているのです。



この度ご紹介したYさんも、みごとに愛犬との散歩を楽しめるようになり、



「自由に歩ける。これがこんなにも幸せなことだと今回よく分かりました」



笑顔でそうおっしゃられました。



私としてもそのようなご感想がいただける瞬間が何より嬉しく感じます。




いかがでしたでしょうか?



世の中では、腰のヘルニアで「整体・鍼灸治療」を治療の選択肢としてご存知のかたはまだまだ少ないように思います。



腰のヘルニアでお悩みである、一人でも多くのかたに今日のブログをご覧いただき、



病院のお薬や電気以外にもできる治療がたくさんこと、それを知ることでお悩み解消に少しでも前向きになってもらえたらと願っています。



もし腰のヘルニアの症状でお悩みでしたら、いつでもご相談ください。




(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)