病院の薬やストレッチでも治らない。そんな腰痛と左側の足のしびれを解消できた理由とは




こんにちは。いつも当院のブログをご覧いただき有難うございます。

神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院の岡田です。




さっそくですが、今回は「腰痛と左側の足のしびれ」を解消された患者さんのお話をご紹介いたします。



腰痛と足のしびれで歩いたり立ち座りがツラい、当院にはそんなお悩みで来院されるかたが沢山おられます。



病院ではレントゲンを撮って「たいした問題はない」と言われひとまずは安心した。でも、お薬をずっと飲んでるのに一向に楽になる気配がなく、どうすれば、何をすれば良いか分からず途方にくれている。



今、この瞬間にも同じようにお困りのかたはたくさんおられると思います。



もし、あなたも腰痛や足のしびれで不安な日々を過ごしているのなら、ぜひ今日の記事を最後までご覧ください。


じっさいにあなたと同じお悩みを解消したストーリーを読むことで「私のこのツラさもずっと続くわけじゃないんだ」と、少しでも希望を持ってもらえれば嬉しいです。


ほんとは薬に頼りたくない。腰痛と左側の足のしびれでお悩みだった女性



先生、この腰と足のしびれ、何とかならないでしょうか?



ご友人の紹介で来院された50代女性のUさんは、藁をもつかむような表情でそうおっしゃいました。


待合から治療ベッドまで移動されるそのご様子もとてもツラそうで、私も思わずUさんを手で支えたほどです。


Uさんの腰痛と左側の足のしびれが出てきたのは3ヶ月ほど前、朝起きた時に腰と左足の違和感に気づいたとのことでした。ただ、介護職をされていることもあり腰痛はその以前からも感じることがあったようです。


しかし、その朝の腰痛はいつもと様子が明らかに違いました。


当日は違和感レベルだった腰と左側の足の症状は2、3日もするとはっきりとした痛み、しびれに変わり、日常の立ち座りはもちろんのことお仕事中の動作にも支障が出てくるようになってしまいます。





「これってもしかして腰のヘルニア?」



不安になったUさんはお仕事の合間をぬって病院へ受診します。


結果、レントゲン画像では大きな問題はなく、お医者さんからはお薬でしばらく様子を見ましょうということでした。


一旦は胸を撫で下ろしたUさんでしたがそれも束の間、3週間〜1ヶ月たっても一向に腰痛と左側の足のしびれが楽になる気配はありません。


お薬をずっと飲み続けることにも抵抗があったUさんは、いつになれば楽になるのか、早く治すには他に何をすれば良いのか、お医者さんに勇気を出して質問しました。


ですが「とにかく無理をしないでください」「レントゲンの内容からすればそこまでのツラさはないはずだ」と納得のいく回答は得られず、


ご自分でも何とかしようと左側の太ももやふくらはぎのストレッチを頑張って続けておられました。



結局、それ以降も


・立ち座りの動作の時の腰痛

・夜、寝返りの時の腰痛

・歩く時の左側の足のしびれと痛み



このような症状は多少楽になる日はあるものの改善していく気配はなく、


困り果てている時に当院のことをご友人からお聞きになり、ご来院いただいたという訳です。


病院への通院とストレッチでも治らない腰痛と足のしびれ。その本当の原因



「ただでさえ今、職場は従業員の数が足りてなくて、他のみんなに迷惑をかけたくないんです」



病院への通院にご自宅でのストレッチをずっと頑張っておられたUさん、この言葉からも責任感の強さ、とても真面目な性格がうかがえます。


「一日でも早く楽になってもらいたい」私はUさんの腰痛と足のしびれの原因を探るべく、慎重にお体の検査をはじめました。



薬とストレッチでは効果がなかった腰痛と足のしびれの原因


病院の薬とストレッチでは改善しなかったUさんの腰痛と足のしびれ、結論から言うとその本当の原因は「お尻の筋肉」でした。


足のしびれでお悩みの経験があるかたなら、腰のヘルニア(腰部椎間板ヘルニア)についてネットで調べたり医療機関で説明を受けたというひとも少なくないでしょう。



ですが、実は足のしびれが出るのは何も腰のヘルニアに限ったことではなく、


特定の筋肉が硬くなること(小さなシコリ状のもの)で、そこから離れた場所に痛みやしびれが出ることがあり、これはトリガー・ポイントという名で以前から医学的に認知されています。



イメージ的にはホースで水やりをする時のことを想像してみてください。


仮に蛇口近くの根本の方でホースが折れ曲がっていたとして、その影響は離れた手元の方(水の勢いが減る)にも出てきますよね。


それと同じようにひとの体でも離れた場所が影響しあうことが実は沢山あるのです。




残念なことに病院の現場では一部を除いてこのような筋肉の異常は調べることががほとんどありません。(これには専門性の違いなど色々な理由があり、仕方がない部分もあります)



じっさい、Uさんのお体の状態をくわしく検査させていただくと左側のお尻の筋肉が強く緊張しており、


整体・鍼灸治療でその部分をリラックスさせたところ「あ。さっきより立ち上がりやすい!左の足も少しだけ軽いです!」と初回のその場で変化を感じてもらえたようでした。


※厳密に言えば、お尻の筋肉以外にも細かい治療はしています。



治療後はその効果を最大限に引き出すために自宅での過ごし方や簡単な注意点などをアドバイスさせていただき、


その後もUさんと二人三脚で治療に取り組んでいきました。


腰痛と足のしびれを解消。薬いらずで仕事もバリバリこなせるように



Uさんが積極的に治療に取り組んでくださったおかげで、3ヶ月も続いていた腰痛と左側の足の痛みは3〜4回の治療で約3分の1に、


治療開始から1ヶ月半たった頃には足のしびれもほとんどなく、介護のお仕事をバリバリこなせるまでになりました。



もちろん薬も飲む必要がなくなり、お悩みが解消したUさんは



「もう、本当にあの時はこの先どうなるかと思っていました〜」



と、笑顔でそうおっしゃられました。私としてもお力になれて本当に何よりです。


Uさんは現在もお体のメンテナンスとして1ヶ月に一回のペースで通院されています。




いかがでしたでしょうか?



最後まで読んでくださったあなたに「私のこの腰痛や足のしびれも治るかも」、少しでもそう思ってもらえたなら嬉しいです。



今日はお尻の筋肉のお話をしましたが、その他にも腰痛や足のしびれの原因になりえるものはまだいくつもあります。


つまり、その分だけ治療の方法論があり、あなたのお悩みの解決策は沢山あるということです。


「少しでも早くこの腰痛や足のしびれから解放されたい。そのために積極的に治療に取り組みたい」


もし、そのようにお考えでしたらぜひ当院へご相談ください。


あなたが健康とお体の自信を取り戻せるよう、全力でサポートいたします。



(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)