長年の肩こりって良くなるの?肩こり治療のホントの所



昨日はいつもより一日早い節分。

自宅に着くとこれでもかと豆が散乱していました…

(犯人は間違いなく次男と三男です 笑)




こんにちは。神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院の岡田です。



「先生、私の肩こりって治るんですか?」


患者さんからこのようにご質問をいただくことが度々あります。



もちろんお体のことを何とかしたくて来院くださっている訳ですが、

60分〇〇円のマッサージ店や整骨院に通いつめたり、病院でもらった湿布を貼りまくっても一向に肩こりが楽にならない、

ということであれば「コレって本当に楽になるの?」と疑いたくもなりますよね。

(当院の来られるかたは色々試してダメだったというかたが多いです)



きっと、世の中には同じような気持ちでもんもんとしているかたが沢山いるはず。


そこで、この度は

「なぜ、いくら肩をマッサージしても肩こりが楽にならないのか?」

「では、逆にどうすれば肩こりが楽になるのか?」

ということを、私の21年の治療経験からお話していきます。



ぜひ、最後までご覧いただき、肩こりにもちゃんと解決策があるんだと希望をもってもらえると幸いです。

肩こりは日本の国民病なのです



人口千人あたりの病気やけがなど自覚症状がある人のことを「有訴者率」と言うのですが、


厚生労働省が実施している「国民生活基礎調査」では、男性の有訴者率第1~2位が「腰痛」「肩こり」なのに対し、女性は1位が「肩こり」2位が「腰痛」という結果が出ています。



肩こりはまさに日本の国民病。今のご時世、運動やストレッチなどの健康情報があふれかえりマッサージ店も無数にありますが、それでもあなたのように肩こりで悩むかたが後を絶たないのです。

マッサージで肩こり難民が救えるのか?

肩こり。バランス


肩こりをどうにかしたいなら、皆さんかなりの確率で「マッサージ」を候補に上げるのではないでしょうか。

もちろん、マッサージで肩こりが楽になるかたも一定数おられるでしょう。ですがその逆に、いくらマッサージを続けても無効なことが現実にあるのです。


これには二つの理由が考えられます。

理由① マッサージには、実はたくさんの種類がある

理由② 肩こりの原因も十人十色で、単純な疲労だけでなく体のアンバランスからのものがある



まず、皆さんが「マッサージ」だと思っているものには、

巷のマッサージ・チェーンのように1週間ていどの研修で現場にでるものや、何年もかけて習得する医療・治療としてのマッサージなど、ピンからキリまで色々あります。



やや強引ですが、それらを大別すると「リラクゼーションが目的」のマッサージ【A】「治療が目的」のマッサージ【B】に分けることができます。


つまり、単純な疲労としての肩こりには【A】でも効果が期待できるのですが、体のアンバランスが原因の肩こりには逆効果になってしまうことさえあるのです。

肩こり解消へ整体という確かな選択肢



体全体のアンバランスの結果、肩に負担が集中し肩こりになる。

じっさい、そのパターンで肩こりになっているかたが本当に本当にたくさんおられます。



体のアンバランスと言っても、そのポイントが首だったり、肩甲骨や鎖骨の位置だったり、はたまた骨盤や足首など、人によってまったく違います。

ですので、一般的にイメージされがちな「ココをボキボキッとすれば楽になる」というのは、実は本来の整体治療ではないのです。

※当院のブログでも◯◯ならココのストレッチをという記事を書いています。もちろん出来るだけ効果の出やすいものを厳選していますが、本当ならやはりお体をみさせていただいた方が確実です。



私もこの21年、たくさんの素晴らしい治療家の先生から学ばさせていただきました。


流派や方法論の違いはあれど、優秀な先生方は必ず患者さんの「診立て(みたて)」を何より大切にしています。

今これを読まれているあなたのお体にも、肩こりの原因につながるサインが必ずどこかに隠れています。


マッサージを受けて気持ち良くなりたい。それも大いに結構ですが、

もし、あなたが肩こりそのものを楽にしていきたいなら、ぜひ整体治療を選択肢にしてみてください。




まとめ 

・肩こりは女性の有訴者率「第1位」

・肩こりは肩だけの問題ではない

・肩こりには整体治療がおすすめ



いがでしたでしょうか?



たとえあなたの肩こりが何年続いていようが、決してあきらめる必要はない。

という希望を少しでも感じてもらえたのなら幸いです。



もちろん肩こりも人によって千差万別、整体治療を受けてもすぐには楽にならないケースもあることでしょう。

ですが、一つひとつ計画的に体の動きやバランスを整えていけば、あなたの体はそれにちゃんと答えてくれます。



肩こりをマッサージで一時的にごまかすのではなく、肩こりそのものを楽にしていきたい。

もしあなたがそのようにお考えでしたら、いつでもご相談ください。



(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)

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