肩こりや頭痛の原因、目の疲れを解消する方法 その②



まったくの余談ですが、先日の朝、自宅のベランダから何となく外を見ていると…

何とお猿さんが電線をゆうゆうと歩いているではありませんか!


たしかに最近は院の近隣の患者さんの目撃情報があったのですが、今までこんなことはありませんでした。


よっぽどエサが少なくなってるんですかね~




こんにちは。

神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院の岡田です。



さて、それでは早速ですが、前回に引き続き「肩こりや頭痛の原因、目の疲れを解消する方法」のパート2になります。



パート①をまだ読んでいないかたは下記からご覧ください。


パート①では、お仕事中でもできる目のまわりを温める方法をお話しましたが、今回は「目の疲れをケアするツボ押し」をご紹介します。


目の疲れ。ポイントは首と後頭部の境目


前回の記事で「実は頭の傾きを調整する首の筋肉が目の働きを補助をしてくれている」とお伝えしました。


また、後頭部には「大後頭神経」という頭痛にかかわる神経があり、目の感覚や疲れに関係する「三叉神経」とリンクしています。



つまり、首と後頭部のあたりの緊張が目の疲れにつながりやすく、


実際にそこを整体治療でリラックスさせると「あ!すごい目がスッキリした」「視界が明るい!」と喜んでくださる患者さんが本当にたくさんおられます。



今日はそんな後頭部のツボを2つご紹介していきます。


目の疲れのツボ「天柱」と「風池」


まずは下の写真を見てからツボの場所を確認しましょう。




ツボの位置


天柱:まずは後頭部の髪の生え際の横ライン、その中心(後頭部と首の境目)に少し凹んだ場所があります。(瘂門:アモンというツボ)そこから両手の人差し指で、両外側に向けてゆっくりとなぞっていくと、一度少しふくらんでまた少し凹む所、そこが天柱のツボの位置です。


風池:天柱のツボからさらに指一本分くらい両外側のやや上、こちらも少しくぼんだ場所が風池のツボの位置です。




天柱・風池のツボ押しのやり方


ツボの押し方はいたって簡単。両手の親指や人差し指・中指など、あなたが押しやすい指でよいです。


下の写真を参考にしてください。




① まずはツボの位置を探しますが、場所はおおよそで結構です。刺激が必要なツボの位置はひとによって若干違うので、あなたが「あ。ココ気持ちいい」と思える場所で大丈夫です。


② ツボの場所が分かったら、やや強めに指で押し、その指に頭の重さをあずける、または乗せるような気持ちで頭部を少しだけ後ろに傾けます。これで「あ~効く効く~」という痛気持ちいい感じになったら、一度深呼吸してリラックスし、ゆっくり30秒数えましょう。

頭の重さを利用することで手の負担を軽くすることができます。




これを天柱・風池、それぞれの場所に行うだけ。とても簡単です。

(他にも押して気持ちいい場所があればもう1~2か所行ってもかまいません)




今日のワンポイント


写真をみてお分かりかもしれませんが、目をつぶって、十分に気持ちよさを感じながら行いましょう。

前回のケア方法と同じくお仕事の合間あいまにしてもらえれば効果的です。




まとめ


・後頭部の緊張はと目の疲れにつながる

・目疲れに効果的な天柱と風池

・ツボ押しは目を閉じてリラックスしながら行う




いかがでしたでしょうか?



ぜひ今回の2回シリーズを役立ててもらい、あなたの疲れた目をケアしてあげてください。



ただ、続けて取り組んでもなかなか楽にならない(または眼科に受診しても異常が特に見つからない)、というケースは一定数あるかと思います。

そんな時はいつでもご相談ください。


セルケアだけではなかなか届かない首のピンポイントの緊張や、頭の緊張をリラックスさせる整体治療を行うことで、目の疲れもスッキリ取れやすくなります。




(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)