腰椎椎間板症で長い期間の痛みはコレが原因かも?今すぐチェックしましょう
こんにちは。神戸市垂水区okada鍼灸整骨院院長の岡田です。
今回は腰痛の中でも回復までの期間が長くなりがちな、
「腰椎椎間板症:ようついついかんばんしょう」
と診断されていて、
なおかつ腰痛の非常に強いピークの痛みは落ち着いてきてなんとか日常生活とか仕事はこなせているけど、そこからなかなか腰痛が楽になっていかない…
そういった方に向けて、ぜひチェックしておいてほしい「フラット・バック」という姿勢についてお話していきます。
このフラット・バック。
もし、腰がその状態になっていると、傷んでしまった椎間板への負担がかかったままになってしまいます。
ですので、ぜひ今回のチェック方法をお試しいただき、
もしもフラット・バックになっている可能性があるなら、その解消法の動画も合わせて見てもらえればと思います。
しっかり腰椎椎間板症の症状の解消や予防にお役立ていただければと思います。
腰椎椎間板症の痛みにはコレに注意
まずは「フラット・バッグとは何ぞや?」ということで、
ざっくりと説明していきます。
フラット・バックとは英語で「まっすぐな腰」という意味です。
※ちなみに腰痛はLow back painです。
で、それはどんな状態なのかといいますと、下の写真は骨盤と腰椎(背骨の腰の部分)になります。
この写真のように、本来の腰椎は前側(お腹)の方にゆるやかなカーブ(生理的な前彎と言います)をえがいて並んでおり、
椎間板は背骨全体でみると前側に位置しているので、これだと椎間板への負担は少なくてすみます。(赤矢印のように、大げさに言えば前側が開いているため)
ところが、下の右のイラストのように本来のカーブが無くなって真っすぐ、つまりフラットになってしまうと、椎間板が上下からはさまれるような形になり、負担が増えてしまうのです。
これがフラット・バックの正体です。
※TVでたまに見る「ストレート・ネック」も同じく背骨本来のカーブが無くなったものです。
当然ながら、腰椎椎間板症の場合は椎間板への負担は少ない方がよいので、あなたの腰がフラット・バックになっていないかチェックしてみましょう。
腰椎椎間板症の痛みが長い期間あるなら。フラット・バックのチェック方法
それでは、じっさいのチェック方法は下の動画でご覧ください。(とても簡単です)
※4分10秒あたりから始まります。
いかかでしたでしょうか?
もし、今回のチェック方法であなたの腰がフラット・バックの可能性が高い、ということであれば、ぜひ下のリンクの記事も合わせてご覧ください。
https://okada-hari-seikotsu43.com/?p=4612
https://okada-hari-seikotsu43.com/?p=4903
https://okada-hari-seikotsu43.com/?p=4910
※今回のお話しとやや重複する部分があります。
フラット・バックになる理由はいくつかありますが、代表的には2つ、
①お尻の筋肉と太もも裏の筋肉の固さ
②腰の背中側にある多裂筋が弱い
があります。
上のリンクは一つ目が①、二つ目三つ目は②に対する対処法となっていますので、ぜひご覧いただき腰椎椎間板症の解消の一助としてください。
それでは本日も最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)