春の不調をリフレッシュ!身体のゆがみを解消する整体




こんにちは。神戸市垂水区、okada鍼灸整骨院の岡田です。



前回の記事「新生活応援!疲れ知らずの体づくり法ならこの3つ」の中で、



春の不調には整体治療も効果的ですよ、というお話をしていましたが、今回はそのあたりの内容を、じっさいの患者さんのケースも交えながら書いていきます。



もし、あなたも


・なぜだか春になると不調が多くなる

・ストレッチや運動をしてもスッキリしない



とお悩みであれば、ぜひ最後までご覧いただき、少しでも参考になれば幸いです。


なぜ?春の不調がおこる原因



最近は「春バテ」といわれる言葉まで出てきた春の不調。なぜ春は不調がでやすいのでしょうか?



キーワードは「変化」「自律神経」です。



春と自律神経の関係



寒暖差や気圧、日照時間に生活環境など…



春は色々な変化が重なることで、体のあらゆる機能を調節する「自律神経」に負担がかかり、その働きがアンバランスになりやすくなります。



自律神経は体のアクセルとブレーキを調節しています。



つまり、より活発に活動しないといけないときはアクセルである「交感神経」が優位に働き、逆にゆっくり疲労回復が必要なときはブレーキである「副交感神経」が働くのです。



ですが、その働きがあべこべとなってしまうと、


・休むべきときにリラックスできない(疲れが取れない)

・活動すべきときにシャキッとしない(日中に体がダルい)


という状態になってしまうわけです。


春の不調と身体のゆがみの関係



春の不調が自律神経のアンバランスからくる…



では次に、自律神経と体のゆがみの関係を解説していきます。



まず、体がゆがむと背骨もゆがみやすくなります。



自律神経はその背骨にそって通っているのですが、



背骨がゆがむ、つまりグニャグニャに曲がりくねっていると、自律神経が引き延ばされたり圧迫されてしまい、うまく働きにくくなってしまうのです。



※分かりやすいよう大袈裟に表現しています。じっさいには背骨のゆがみがわずかに見えても、それが慢性的に続くと自律神経に影響を与えます。



そして、もう一つは「呼吸」です。



体のゆがみがあると体が縮みやすくなり、深い呼吸ができなくなってしまいます。



唯一、自力でコントロールして自律神経に働きかけることができるのが「呼吸」と言われているように、十分な呼吸(深い呼吸)ができているかどうかは自律神経のバランスを整えるうえでとても大切なことなのです。


整体でゆがみを解消して春の不調をリフレッシュ



最後に、じっさいに当院の治療で春の不調を改善された患者さんのお話をご紹介します。



40代、女性のSさんはご友人の紹介で当院へご来院されました。



いつも春頃になると


・肩こりや頭痛、時にはめまい

・睡眠時間は確保しているのに疲れが取れない、疲れやすい


このようなお悩みがひどくなる、ということでした。(あと、冷えやすい体質も)



くわしくお話をお聞きした後、お体の検査をすると、



背骨、特に肩甲骨の間あたりのゆがみが強く、胸板の薄さから呼吸の浅さが見て取れ、さらに首の筋肉がガチガチに硬くなっていました。



※最新の研究でも首の筋肉と自律神経症状との関連が報告されています↓



ただ、はっきりしているのは、首の筋肉のコリ(首こり)を解消すると、自律神経失調症の諸症状が治癒するという現実です。

このことに関しては、原因不明の体調不良『不定愁訴』で入院した患者さん1,863名に対し、頚部筋群への局所療法を行なった結果、退院時には不定愁訴28症状が50%以上の回復率を示しました~

引用元:“首こり”が、 どのように自律神経失調症に影響するのか? | 東京脳神経センター 脳ドックから自律神経失調症(首こり)・不定愁訴の治療まで (tokyo-neurological-center.com)


さっそく、それぞれのゆがみや硬さを取る治療を行ったところ、2回目にご来院された時には、



「治療してもらった日からぐっすり眠れて、久しぶりにスッキリしました」



と喜んでもらえ、ご自宅での呼吸のエクササイズと並行して4回の治療でずいぶんと元気になられ、現在はご本人の希望もあり月1回のメンテナンスで通院されています。




いかかでしたでしょうか?



春の不調は病院に行っても原因が分からないことが多く、何となくあきらめてしまっている方も多いと思います。



ですが、整体や東洋医学にとっては得意な分野となっていますので、



もし春の不調や疲労がなかなか取れない、とお悩みでしたら整体治療を受けてみてください。



それでは、本日も最後までご覧いただき誠にありがとうございました。




(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)