のどの痛み・イガイガを早く治す方法

喉のイガイガ


今日はクリスマスですね。

昨夜はいかがお過ごしでしたでしょうか?




こんにちは。

神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院の岡田です。



春からのコロナ騒動、先日の GO TOキャンペーンの一時中断と、まだまだ混乱が続きそうですね。

そんな中、特に寒くなってからは


「風邪ってわけではないけどのどがイガイガしてる」


ということが少なからずあるかと思います。


発熱もないし、その他の風邪症状もない。

「でも今の時期そのイガイガで咳をしようものなら、職場の人やママ友さん達から白い目で見られそうで恐い」


きっとそんなかたも多いはず。


じっさい、福島医大が行った3000名以上のかたを対象にした調査では約7割の人がストレスや不安をかかえており、その中には「周囲の偏見や差別」に関わるものがあったようです。



そこでこの度は、そんなのどのイガイガや痛みを早く解消させるセルフ・ケアをご紹介します。


ただでさえ何かとストレスが多かった2020年。

一日でも早く喉の違和感から解放され、周りの目を気にしないですむようにしましょう。

ケアをする前の注意事項


今回ご紹介するセルフ・ケアはあくまで、常識的に考えて「今すぐ病院へ行く必要のない」「ごく日常的なレベル」のどの症状を想定しています。


ですので、のどの症状が

・会話や食事に差しつかえるほど強い、痛い

・のど以外にもだるさや火照った感じなどいつもと違う症状がある

・そもそも発熱がある 

このような場合や少しでも不安があるのなら、今日のケアをする前に病院へ相談すべきです。


そこだけは誤解のないようにお願いいたします。

喉のイガイガを早く治す方法


下に同じ内容の動画(過去にアップしたもの)もありますので、よければそちらもご覧ください。


うがいや口が乾燥しない工夫をしたりトローチももちろん効果的ですが、今日ご紹介するのは「のど周りの血流をうながして免疫力を回復させる」方法です。



のどを温める 


ドライヤーをお灸代わりにする方法でとても簡単です。


ドライヤーを弱の温風にしておき、肌から20㎝程はなしてのどに当てます。すぐに熱くなってきますので「もう限界」という一歩手前くらいでドライヤーの向きをさっと横に外します。


30秒ほど休憩してまた同じ要領でのどを温める、これを3回繰り返すだけです。

※回数を多くしたり我慢しすぎると低温やけどのリスクがあるのでご注意ください。



のど周りのストレッチ

次にストレッチですが、こちらも5分もあれば終わりますが、行程が4つあるのでよく読んでから行ってください。


① のどの皮膚を引っ張り、そのまま顔を左または右に向けます。のどの引っ張りが強くなった所で10秒キープ。これを左右2回ずつ行います。



② 次はのどぼとけのストレッチ。のどぼとけを左右から優しく触り、左右交互に1㎝ほどゆっくりスライドさせます。刺激が強いと咳が出てしまうので優しく行いましょう。左右10回ずつ、計20回です。



③ 首の全面、のどの横の筋肉のストレッチ。写真のように左または右の鎖骨を下に押さえ、頭をその反対側に倒していきます。(倒し切ったところで頭をやや後ろに傾けると、よりストレッチされるのが分かると思います)のどの横や首の横が気持ちよくストレッチして20~30秒。左右2回ずつ行います。



④ 最後はとてもシンプルです。仕上げに両手をゆっくり大きく後ろに3回まわす、これで全行程が終了です。




下が同じ内容の動画です。こちらも参考までにご覧ください。

※ただしコロナ禍以前にアップしたものですので「風邪のひき始め」や「風邪の後の長引くのどの症状」という表現があります。重複しますが、もしのど以外の風邪症状がある時は病院へ相談しましょう。






まとめ 

・のどのイガイガや痛み、判断に迷うならまずは病院へ

・方法はドライヤーお灸とストレッチ

・低温やけどに気をつけて、ストレッチはゆっくり気持ちよく




いかがでしたでしょうか?



ぜひ今日のセルフケアを活用いてもらい、あなたの喉が一日でも楽になることを願っています。


ただ、冒頭でもお話しましたが、症状が長引いていたり喉の症状の他にも何かあるなら、必ず先に病院へ相談しましょうね。

今のタイミングだからこそ安易な自己判断には注意してもらい、くれぐれもご自愛くださいませ。




(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)