冬に悪化する肩こりを解消する方法 パート2




私事ですが、先日当院のエアコンを最新式のものに取り換えました。



従来まで無かった「換気機能」付きなので、院内の空気清浄機(こちらもダイキンの最新式)と合わせて感染症対策がグレードアップ!



これからも皆さんが安心できる空間づくりを徹底していきます。(当院の新型コロナウィルス感染予防対策は下記からご覧ください)


https://okada-hari-seikotsu43.com/?page_id=1704




こんにちは。

神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院の岡田です。



それではさっそくですが、前回のブログに引き続き「冬に悪化する肩こりを解消する方法」シリーズ、全3回の今日がパート2になります。



パート1(ストレッチ編)をまだ読んでいないかたは下記をクリックしてご覧ください。


https://okada-hari-seikotsu43.com/?p=2644


冬のひどい肩こり。冷え対策




さて、前回は冬の肩こりの色々な原因、姿勢・服装・呼吸についてお話しして、その問題を解決するストレッチをご紹介しました。



今日はずばり「冷え対策」



古くから「冷えは万病のもと」と言われる通り、体を冷やさないための工夫はやっぱり大切です。



本来であれば筋肉の量を増やして基礎代謝を上げていくのが一番理想的ですが、ジムに通ったりトレーニングの時間をしっかり確保できるひとはそう多くはないと思います。



そこで活用したいのが「貼るカイロ」。冷え性なら「毎年まとめ買いしてる」というかたも多いのではないでしょうか。



ただ、そのカイロをどこに貼るのかと言えば「何となく決めている」という声をよく聞きます。



ご自宅のタンスや押し入れに保管してある貼るカイロ。



いつも使う道具なわけですから、せっかくなら効果が出やすい使い方を知りたくはないですか?


肩こりに効果的な貼るカイロの場所は?




おすすめは「背中」「お腹」「足裏」





カイロを背中に貼ると肩甲骨まわりがリラックスしやすくなり、肩こり予防となります。



そして意外にも効果的なポイントがお腹や足裏。(足裏は専用の物を使いましょう)



東洋医学では冷えは下半身から侵入してくと考えられており、



整体治療的にも下半身(足腰)のゆがみのケアで肩こりが改善されるケースがとても多くみられるのです。



貼るカイロについての本格的な研究は多くはありませんが、



公式な実験ではないにしろお医者さんが立ち会ったサーモグラフィーでの検証では「全身を温める作用がある」1位が「足裏」2位が「お腹」という結果がでています。



つまり、下半身の冷えは全身に影響をあたえてしまうということです。



ですので、冷え性がそれほどなければ背中の貼るカイロだけで十分なケースもありますが、肩こりに加えて冷えが強いというかたは、お腹と足裏も追加してみてください。


※肩こりがひどい患者さんの中にはホットフラッシュなどの自律神経に関わる症状をお持ちのかたが少なくありません。その場合は首に近い部分を温めると不快感がでることが多いので、お腹と足裏だけのカイロでもかまいません。



また、



旭川医科大学の学位論文では、背中の首の付け根に「一般の貼るカイロ」「蒸気温熱シート」をそれぞれ貼ってその効果を検証したものがあり、その結果、被験者の肩こりの自覚症状や筋肉の血流量については蒸気温熱シートの方が効果があった。(皮膚表面の血流量は一般のカイロの方が増加した)



という報告もあります。



少しだけコストが上がりますが、肩まわりに限っては蒸気温熱シートを使ってみるのも良いです。実際当院の患者さんにもそちらの方が楽だったと言われるかたもおられます。




まとめ


・時間がない時の冷え対策には貼るカイロ

・単純な肩こりなら背中

冷えが強いならお腹と足裏も

・一般のカイロより温熱シートが肩こりの自覚症状を緩和するという報告も




いかがでしたでしょうか?



ぜひ、パート1の内容と合わせて取り組んでみてください。



この先さらに寒くなっても肩こりを感じにくくなっていきます。




ただ、それでもなかなか楽にならない、という場合は今日お話したように「足腰」に問題があるかもしれません。



実際、整体治療で下半身のゆがみをケアしてから「肩が気にならなくなった」という患者さんは大勢います。



お困りの時はいつでもご相談ください。




続いてパート3はこちら ↓


https://okada-hari-seikotsu43.com/?p=2694




(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)

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