自律神経を整える②自作できる鍼でツボを刺激しましょう
こんにちは。神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院の岡田です。
今日は前回に引き続き「自律神経を整える」2回シリーズ、そのパート②となります。(パート①をまだご覧になっていない方は下のタイトルからご覧ください)
自律神経を整える①体操やストレッチは有効?たった3分、女性におすすめの方法
今回は、自宅にある「爪楊枝」で鍼の代用品を作り、自律神経を整える2つのツボを刺激していく方法をご紹介していきます。
この「爪楊枝はり」は1回作ってしまえば色々な不調へのツボに転用できますので、
ぜひ最後までご覧いただき、役立ててもらえると嬉しいです。
自律神経を整える:爪楊枝はりの作り方と使い方
作り方はとっても簡単。
20本ほど爪楊枝を束にして輪ゴムでしっかり止める。ケンザンのように、尖っている側を面一にしたら完成です。
で、鍼の代用ってことはこれを皮膚にブスリとさすのか? というとそうではありません。
東洋医学で言う鍼にも色々とあり、肌に当てたりさすったりするだけの「接触鍼:せっしょくしん」という種類があります。したがって、刺さなくても「鍼」なわけです。
爪楊枝はりのツボへの使い方は、
爪楊枝はりの中央あたりを親指・人差し指・中指でやさしく持ち、ツボの位置の肌に直接トントントンとリズムよく当てる。強く当てると肌を痛めてしまうので、あくまで気持ちいいくらいの刺激でトントンしましょう。
※この「気持ちいいくらい」が実はとても大切で、トントンしながらその心地いい刺激を楽しむようにしてもらえると効果が出やすくなります。
自律神経を整える2つのツボ
自律神経を整える2つのツボは
・百会(ひゃくえ)
・内関(ないかん)
です。
ツボの位置と、じっさい刺激方法は下の動画でご覧ください。(5分で見れます)
※2分50秒あたりから始まります。
いかがでしたでしょうか?
今日の自律神経を整える以外にも、同じく爪楊枝はりを使った胃腸への不調のケアを過去にご紹介しています。
自律神経の不調があると胃腸の症状をお持ちの方も多いので、ぜひそちらも下のタイトルからご覧ください。
それでは本日も最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)