夕方になるとツラかった肩こりが整体で解消された理由。そのじっさいの効果をご紹介
じっさいの肩こり解消ストーリーをご紹介します
こんにちは。神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院の岡田です。
今回は、
・ストレッチはしてるけど肩こりが楽にならない
・できるなら肩こりを何とかしたい
・整体って肩こりに効くの?
と、お悩みや疑問をおもちの方に向けて、じっさいに整体で肩こりを解消した患者さんのお話をご紹介します。
もしあなたも肩こりでお困りなら、今回のお話で「私の肩こりも楽になるかも」と少しでも希望を持ってもらえたら嬉しいです。
ぜひ最後までご覧ください。
夕方になると肩こりがひどいとお悩みだった40代女性の患者さん
ご友人のご紹介で来院された40代女性のHさん。
・何年も前から夕方になると肩こりがひどくなる
・最近では頭痛まで出てくる回数が多くなってきた
とお悩みでした。
ご自宅のお子さんはまだまだ手のかかるお年頃で、ただでさえ忙しい夕飯時に肩こりや頭痛がつらくて家事が進まない日もあったようです。
ご自身でも肩こりに良さそうなストレッチを調べられ、色々とやってはみるものの、その時は少し軽くなる程度で、なかなか楽にならない日々…
「年齢的にも更年期なのかな、とも思っていて… 子供にもついキツく当たってしまう時があるんです」
Hさんはうつ向き加減にそうおっしゃられました。
肩をストレッチしても楽にならない理由
さて、Hさん同様、肩こりを少しでも楽にしたくてストレッチに励んでいる方はきっと大勢いることでしょう。
もちろん、皆さんのその努力は大変素晴らしいのですが、残念ながらそれでも楽にならないという方も少なくないと思います。
ではなぜ、肩こりがストレッチで楽になる人、ならない人がいるのでしょうか?
結論から言えば、「肩こりは結果であり、その原因に見合ったストレッチでないと効果が出ないから」です。
肩の筋肉がこるというのはあくまで「結果」であり、結果には必ず「原因」があるわけですが、
肩こりの症状が人によってピンからキリまであるように、原因も人によって様々にあるのです。
例えば、
① 定着してしまった悪い姿勢
② 複数の筋肉のアンバランス
③ 肩とは別の場所から伝わる緊張
などがあります。(厳密に言えば他にもありますが、長くなるので割愛します)
①の姿勢については、皆さんある程度ご存知だとは思いますが、
②の筋肉のバランスで言えば「上位交差症候群:じょういこうさしょうこうぐん」、③は「筋筋膜経線=アナトミー・トレイン」が関係しています。
筋筋膜経線とアナトミートレイン↓
筋は筋膜網の中で、機能的に統合された全身の連続体を通って作用する~中略~筋膜のひずみ、緊張、固定、代償、そしてほとんどの運動がこの経線に沿って広がる。
引用元:著書「アナトミー・トレイン、徒手運動療法のための筋筋膜経線」より
つまり、このような色々な原因を探さずに「肩こりだから肩周りのストレッチをしよう」では改善が難しいケースがある、ということなのです。
整体によるHさんの肩こり解消ストーリー
Hさんのお話を詳しく聞いた後、その原因を探るべくお体の検査をしていきました。
首の動きや肩の動き、その他にも体全体を調べていくと、あちこちに悪さをしている場所が見つかりましたが、
その中でも特に、
・手首と腕のねじれ
・お腹の奥の筋肉が固くなっている
ことが分かりました。
さっそく、それぞれを一つひとつ治療していき、再度お体の動きを確認してみると、
「何だか血が通ったみたいで体が軽いです」
と、ご本人にもその変化を体感いただけたようです。
初回の治療後は、Hさんの肩こりの原因に見合った簡単なストレッチをお伝えし終了しました。
その後、先日の治療で5回目。今では肩こりもずい分と楽になり、頭痛が出る回数もどんどん減ってきました。
「もちろん疲れる日もあるけど、一日寝たらちゃんと回復するようになり、不安がなくなりました。こんなに好調なのは久しぶりです」
初診時に比べ見違えるように明るくなったHさんの表情、こちらとしても何よりでした。
しばらくは月1回の通院でお体のメンテナンスをしたいと希望されています。
本日のまとめ
・夕方に肩こりがツラかったHさん
・ストレッチで楽にならないケースも少なくない
・大切なのは肩が凝る原因を全身から探ること
・整体は肩こりにも効果的
いかがでしたでしょうか?
今日のお話で、あなたに少しでも希望をもってもらえたなら幸いです。
今回のHさんとはまた違ったパターンの肩こり解消ストーリーを過去にお話ししていますので、お時間がある時にぜひ下のタイトルからご覧ください。
そして、もちろん肩こり解消の一番の近道は治療を受けることですが、
せっかくなので、今回のHさんにお伝えしたストレッチを次回ご紹介いたします。
もし、あなたも「夕方に肩こりがツラくなる」ということでしたら、次回の記事もぜひ合わせてご覧ください。
それでは、本日も最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)