肘の外側が痛いデスクワーカー必見。その原因とストレッチ解消法
こんにちは。神戸市垂水区、okada鍼灸整骨院の岡田です。
今回は、パソコンや事務作業、いわゆるデスクワークの方に多い「肘の外側が痛い」というにお悩みに効果的なケアを2回シリーズでご紹介していきます。
・最近、肘の外側が痛い…
・別にケガしたわけでも、ぶつけたわけでもないのに…
もしあなたも思い当たるなら、ぜひ今日のパート1、次回のパート2をご覧いただき、お悩み解消にお役立てください。
なぜ?肘の外側が痛い原因は意外なところ
まず結論から言えば、
今回、パート1のケアは、肘から手首まわりまでの「皮ふを引っぱって緩める」方法です。
皮ふなんか引っぱって効果あるの? と思う方もおられるかも知れませんが、実は肘の痛みと皮ふには関係があります。
というのも、肘の外側の痛みは正式には「外側上顆炎:がいそくじょうかえん」と呼ばれていて、
肘の外側にある外側上顆という、筋肉がくっ付く骨の部分の炎症なのです。
そこには指から肘までのいくつかの筋肉が付いており、その筋肉を使いすぎたり、筋肉が緊張していると、くっ付いている場所(外側上顆)にストレスがかかり炎症がおきる…
簡単に言うとそういうメカニズムです。
ただ、よほど手を使いすぎたならともかく、なんで指から肘までの筋肉が緊張してしまうのか、というと
当然、筋肉の上には皮ふがおおい被さっているわけですが、その皮ふと筋肉の間の「すべり」が悪くなることで筋肉に負担がかかってしまうのです。
本来であれば、筋肉と皮ふの間はお互いに動きを邪魔しないようにすべりがあるのですが、そこに小さな癒着や引っかかりがあると筋肉が疲労から緊張しやすくなってしまうのです。
つまり、今回のケアで皮ふのすべりを良くすることで指から肘の筋肉の負担を少最小限にし、外側上顆へのストレスが減った結果、肘の外側の痛みが楽になる、というわけです。
肘の外側が痛いなら、皮ふのストレッチ
それでは、じっさいのケアの方法は下の動画でご覧ください。
※3分27秒あたりから始まります。
いかがでしたでしょうか?
今日のケア、マッサージをしてもらって少しでも楽になるようなら、すき間時間をみつけて続けてみてください。
逆に、あまり効果が分からなかった、という場合は次回の方法のほうが合っているかも知れません。ぜひパート2を下のタイトルからご覧ください。
それでは、本日も最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)