頭が下がってしまう首下がり症候群に効果的な肩や胸のストレッチ




こんにちは。okada鍼灸整骨院の岡田です。



今日は前回にひき続き「首下がり症候群」についての3回シリーズ、



パート2である今回は、首下がり症候群の改善や予防のための「肩と胸のストレッチ」をご紹介していきます。(パート1は下のタイトルからご覧になれます)


首下がり症候群の症状や原因。効果的な治療法について解説します



ぜひ最後までご覧いただき、少しでも役立ててもらえれば嬉しいです。


首下がりなのに、なぜ首をストレッチしないの?



今回なぜ、首下がり症候群に対して首ではなく、肩や胸のストレッチをしていくのか、というと、



前回のパート1 でも解説していたように、一見、首ばかりに注目しがちな首下がり症候群でも、実は首から下の土台にあたる胸や肩、お腹に原因があることが多いからです。



首下がりの症状にお悩みの方は、肩や胸が内側に丸まり、お腹も縮んで伸びにくくなっていることが多いです。



そのように、いわゆる猫背や背中が丸まった状態では、頭が前に突き出る形になり、それを後ろから引っぱって支えようとする首の筋肉に負担がかかってしまうのです。



ですので、いくら頭を持ち上げようと首に力を入れても、そもそも土台から崩れてしまっているので、すぐに限界がきて顔がだんだん下を向いてしまう、というわけです。


首下がり症候群に効果的な肩や胸のストレッチ



※今回のストレッチの注意点:首下がり症候群の症状の度合いはピンからキリまでありますので、くれぐれも無理のない範囲で取り組み、ストレッチの最中やした後に違和感や痛みが出るなら他の方法にしましょう



それでは、じっさいのストレッチについては下の動画でご覧ください。



※3分40秒あたりから始まります。






いかがでしたでしょうか?



首下がり症候群の場合はコレをやったらすぐに楽になる、というのものではありませんが、



今日のストレッチをしっかり続けてもらえると、少しずつ効果が出てくると思いますので、ぜひ気長に頑張ってみてください。



次回は今日の内容とは違った、いわゆる体幹、お腹や腰のさらに下の土台のほうのトレーニングになっておりますので、



ぜひ、パート3もあわせてご覧いただき、首下がり症候群の改善や予防に少しでも役立ててもらえれば嬉しいです。



それでは、本日も最後までご覧いただき誠にありがとうございました。




(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)