夏に胃腸が弱るのは冷えが原因?食事のポイントと今すぐできる効果抜群の対策
こんにちは。
今日も皆さんに健康お役立ち情報をお届けいたします、神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院の岡田です。
まだ6月だというのにずいぶん暑い日がでてきましたね。
こうなると多くなってくるのが「胃腸の不調」です。
今日のブログは夏に胃腸が弱る原因、そしてそれを予防・解消する食事のポイントと効果抜群の対策をお話していきます。
・何だかこのところ食欲がない
・胃のあたりにも何となく違和感がある
そんな胃腸の不調を放置しておいたなら、いつ本格的な夏バテになるとも限りません。
もしあなたにも思い当たる節があるなら、ぜひ最後までご覧いただき夏に弱る胃腸をケアしてあげてください。
夏に胃腸が弱るのは冷え?食事?その原因とは?
夏に胃腸が弱る原因
原因① 自律神経の乱れ
暑い夏には体温の調節がもちろん大切になるわけですが、
その役割を果たしている自律神経が暑さのせいで疲れてしまい、同じく自律神経でコントロールされている胃腸が弱ることになるのです。
原因② やっぱり「冷え」
エアコンの冷房が効きすぎた環境や冷たい食べ物や飲み物のとりすぎ、このような「冷え」によって血流が悪くなり、胃腸の働きが弱ることになってしまうのです。
原因③ 睡眠不足など生活習慣の乱れ
暑さによる睡眠不足、またはその疲れから寝る時間や食事内容が不規則となり、胃腸が弱る原因となってしまいます。
夏に胃腸が弱ると感じるひとはこんなに多い!
養命酒株式会社が過去に行った約1000名の20代〜50代のビジネスパーソンに対する、夏バテと胃腸不調に関する生活者タイプ別実態調査、その一部では、
胃腸関連の症状について、胃の不調・食欲不振 を感じているのは男性で64.2%、女性で74.2%、腸の不調・下痢・便秘については男性で58.2%、女性で67.8%と、
このように、いかに夏に胃腸の不調が多いかが分かっているのです。
弱る胃腸を助ける夏の食事のポイント
食事面でもやはり冷え対策が基本です。
夏は冷たい飲み物やアイス、キンキンに冷えたビールに冷たい麺類など、とにかく冷える食事が多くなりがちですよね。
胃腸が弱ることがないよう、体を温めて胃腸を助けてくれる香辛料や薬味(香味野菜)を積極的に取り入れましょう。
夏におすすめの香辛料や薬味: ニンニク、こしょう、とうがらし、カレ-粉、しょうが、ワサビ、みょうが、ネギ、大葉、など
※刺激の強い、あるいは体質とのかね合いもあるので胃腸が弱っている時には注意しましょう。
また、いくら水分の摂り過ぎが胃腸に負担をかけるとはいえ、やはり暑い夏はたくさん汗をかくため水分補給は大切です。
1日1.2~2リットル程度を目安にしてこまめに水分を補給し、ミネラルも忘れずに取り入れましょう。(常温かぬるめの飲料水、手軽さならマルチミネラルなど)
これなら夏も絶好調。弱る胃腸への効果抜群の対策
夏に弱る胃腸への対策①:ぬるめのお風呂でゆっくりリラックス
先ほど胃腸が弱る原因として自律神経のお話をしました。
そして疲れた、乱れた自律神経をリラックスしてくれるのが「ぬるいお湯の入浴法」。
39度前後のぬるいお風呂は疲労回復に優れていますので、
入浴前と後の水分補給をしっかりしてからゆっくり湯船に浸かりましょう。
(逆に熱いお風呂に短時間という入浴法は覚醒作用、いわばアクセルの働きになります)
夏に弱る胃腸への対策:胃腸を元気にするドライヤーお灸
胃腸の不調に効果抜群、代表的なツボ「足三里:あしさんり」「中脘:ちゅうかん」
一番良いのはこの2つのツボにお灸をしてもらうことですが、
今すぐにできる方法ということで以前にもおすすめした「ドライヤーお灸」をご紹介します。
まずはツボの位置から。下の写真を参考にしてください。
足三里:両足のひざから少し下。ひざのお皿のすぐ下の外側にあるくぼみから手の指の横幅4本分下に下がった場所、スネの骨の外側になります。
中脘:みぞおちのあたりとオヘソを結んだ線の真ん中にあたる場所です。
ドライヤーお灸の方法
肌から20センチほど離してドライヤーの「弱」の温風をツボに当てます。しばらくすると熱くなってきますので「もう限界」という一歩手前でドライヤーの首をさっと横に向けてツボから温風を外します。(温風は面で当たるのでツボの位置はおおむねで良いです)
これを右の足三里→中脘→左の足三里という順番で、これを3周から4周、グルグルと温風を当てていきましょう。
※低温やけどにはくれぐれもご注意ください。
いかがでしたでしょうか?
ぜひ今日のケア・対策を続けてもらい、暑い夏でも胃腸が弱ることのないようにしてもらえれば嬉しいです。
また、この他の夏のケアも下のURLからご覧になれます。よければそちらの方もチェックしてみてください。
https://okada-hari-seikotsu43.com/?cat=191
そして最後に、万が一しばらく続けてもなかなか楽にならないということであれば、念のため病院への受診も考えておきましょう。
そして検査の結果大きな問題がないのでしたら、整体・鍼灸治療で胃腸を元気にするお手伝いができます。
お悩みでしたらいつでもご相談ください。
(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)