夏バテはお灸で解消!プロがおすすめする手や足のツボでココロも体も健康に
こんにちは。
今日も皆さんへ健康お役立ち情報をお届けいたします、神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院の岡田です。
さて、早いもので今年ももう7月、これから本格的に暑くなってきますよね。
そんな今の時期、ご相談が多くなるのが「夏バテ」です。
そこでこの度は夏バテの解消におすすめのセルフお灸をご紹介していきます。
ただでさえ昨年からのコロナ禍で運動不足・体調不良になりやすい昨今です。
もし今あなたが夏バテでお悩みでしたら、ぜひ今日のブログをお役立てください。
夏バテならツボにお灸を。おすすめするその理由
夏バテの時にお灸をおすすめるその理由、それはずばり「自律神経」です。
というのも、そもそも夏バテを含めた夏の不調のほとんどは「自律神経の乱れ」が原因です。
もちろんたくさん汗をかくことによるミネラル不足や食事の問題もありますが、一番影響が大きいのは極端な暑さ寒さ(冷房)にさらされることによる自律神経の疲労なのです。
自律神経は人知れず環境に合わせて体内のあらゆることをコントロールしてくれており、その自律神経が疲れ体内の調節がうまくいかないことで食欲不振や疲労感へとつながってしまいます。
そして、その自律神経にダイレクトにアプローチできるのが鍼灸治療、つまりお灸なのです。
※下のリンクは鍼灸治療の自律神経への効果の論文です。専門的な内容になっていますので、ご興味のある方だけご覧ください。
ツボで健康に。夏バテへの効果を倍増させるお灸のポイント
お灸の効果を最大限引き出すためには、いくつかのポイントがあります。
夏バテお灸のポイントその① タイミングは夜寝る前
お灸にはリラックス効果があり、自律神経のバランスを整えてくれます。
したがって一番良いタイミングは寝る少し前、身もココロもゆったり落ち着いた時に行いましょう。
夏バテお灸のポイントその② まずは1週間
色々な不調に効果のあるお灸、ただし1〜2日で効果がはっきり出ることは稀で、多くの場合じわじわと不調が改善していきます。
体の反応を高めるためにも最初の1週間は毎日、そのあとは1日置きにお灸をしましょう。
夏バテお灸のポイントその③ 気持ちよさが大切
これはお灸に限らず深呼吸やストレッチのケアにも言えることですが、
せっかく体をリラックスさせようという時に何か他のことを考えていたりTVやスマートフォンを見ているようではその効果は半減してしまいます。
ですのでお灸をしている時はできるだけ何も考えず、
ウソでもいいので「温かくて気持ちいいな〜」とか「あ〜きたきた。この刺激が効果ありそう〜」とリラックスして前向きな気持ちで過ごしてください。これ、意外と大切です。
夏バテにおすすめの手と足のツボ3選
今回ご紹介するツボは3つ、位置は下を参考にしてもらいそれぞれの場所に1ヶ所3〜4回ずつお灸をしてください。(同じ場所に3〜4回お灸をくり返す、という意味です。お灸は1回2分ほどで終わります)
※ただし、下の注夏のツボだけは手のひらで熱さを感じやすい場所です。1〜2回で熱さを感じればそれで終了してもらってOKです。
使うお灸は市販の千年灸(せんねんきゅう)、一番熱さががソフトなもので十分です。下に通販のリンクを貼っておきます。
夏バテにおすすめの手のツボ:注夏(ちゅうか)
夏バテへの代表的なツボで、疲労感や食欲不振に効果があります。
ツボの位置:手のひら、親指の根本のふくらんだ場所の中央で押すと痛気持ちいい所です。
夏バテにおすすめの足のツボ:足三里(あしさんり)
胃腸の不調と言えばこのツボ、食欲不振や胃腸の症状があるなら必ずお灸をしましょう。
ツボの位置:膝のお皿のすぐ下の外側の凹みを見つけ、そこから指4本分下の所です。
夏バテにおすすめの足のツボ:三陰交(さんいんこう)
下半身の血行をうながし、夏の冷えに効果があるツボです。
ツボの位置:足の内くるぶしの中央から上に指4本分の所、スネの骨と筋肉のきわになります。
いかがでしたでしょうか?
あなたが夏バテを一日でも早く解消できるよう、今日のブログを役立ててもらえると嬉しいです。
また、その他の夏のケアを下のURLからご覧になれます。良ければそちらの方もチェックしてみてください。
https://okada-hari-seikotsu43.com/?cat=191
最後に、万が一しばらく続けていてもなかなか楽にならない、という時はお体の全体のバランスが崩れているのかも知れません。
そんな時は整体と鍼灸治療で夏バテからの回復をグンと早めることができます。
お悩みでしたらいつでもご相談ください。
(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)