坐骨神経痛でお困りの介護士さんへ。背中のストレッチでお悩み解消
こんにちは。神戸市垂水区、okada鍼灸整骨院の岡田です。
今日も引き続き「介護士さんの坐骨神経痛解消シリーズ」…
全4回のパート3である今回は、坐骨神経痛の解消や予防におすすめな「背中のストレッチ」をご紹介していきます。
今までパート1ではお尻や足のストレッチ、パート2では3つのツボを刺激するケアをご紹介しましたが(まだご覧になっていない方は下のタイトルをクリックしてください)
今回の「背中の硬さ」も坐骨神経痛と関わりがあるのです。
坐骨神経痛の症状やその原因はヒトによって千差万別ですので、この度のシリーズのどれか一つでもお役に立てば嬉しいです。
本日も、ぜひ最後までご覧いただきお試しください。
坐骨神経痛と背中との関係
今回なぜ坐骨神経痛、お尻や足の症状があるのにに背中のストレッチをしていくのかといいますと、
まず、介護士さんのお仕事は、前かがみの姿勢になる作業が非常に多く、そうなるとどうしても背中が丸く、硬くなりやすくなります。
そして、実は背中の硬さがあると「腰に負担がかかりやすい状態」になってしまうのです。
本来であれば、腰に比べると背中はたくさん動ける構造になっています。
しかし、その背中が硬くなって動きが小さくなると、それを補う、あるいは肩代わりするように腰がたくさん動かといけない=腰の負担が増える、というわけです。
すでにご存知の方が多いと思いますが、坐骨神経は腰から伸びています。つまり、坐骨神経痛と腰には深い関係があり、だからこそ病院に行くと腰のレントゲンを撮るのです。
今回のストレッチは背中の硬さをゆるめて腰の負担を最小限にし、その結果、坐骨神経痛の症状を改善、予防するのが目的なのです。
坐骨神経痛への背中のストレッチの方法
それでは、じっさいの背中のストレッチの方法は下の動画でご覧ください。
※3分30秒あたりから始まります。
※本シリーズで毎回お伝えしているように、坐骨神経痛の症状もピンからキリまであります。くれぐれも無理のない範囲で取り組んでください。
いかがでしたでしょうか?
今回のストレッチも、ぜひ坐骨神経痛の改善、予防にお役立ていただければと思います。
次回は坐骨神経痛の中でも「すねの外側が痛い、しびれる」というお悩みに特化したケアをご紹介いたします。
もしあなたも思い当たるなら、ぜひそちらもご覧ください。
それでは、本日も最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)