肩の痛み。特に服を着るときにツラいなら、このストレッチで解消




こんにちは。神戸市垂水区、okada鍼灸整骨院の岡田です。



今日は腕を上げようとした時に肩が痛む…



その中でも、特に服を着るときや脱ぐときの肩の痛みに対して効果的な3ステップの解消法をご紹介していきます。



今回のケアも、じっさいに同じお悩みをもつ患者さんにアドバイスさせてもらっている内容ですので、



ぜひ最後までご覧いただき、肩の痛み解消にお役立てください。


肩の痛み。ストレッチの前の注意点



今回のストレッチ、ケアの前に、注意点が一つあります。



今回は肩の痛みがテーマですが、その原因は色々あり、もし今のあなたの肩の状態が、



・肩の痛みがだんだん悪化していて、腕を動かすたびに痛みがあったり、動作に関係のない安静時や寝ている時でも痛み始めている


あるいは、


・肩の痛みのきっかけが、転倒して手をバンとついたり、肩に急激な負荷がかかってから痛くなった



ということであれば、それは「五十肩の初期症状」や「腱板損傷:けんばんそんしょう」という肩のインナー・マッスルが傷ついている状態の可能性があります。



その場合は、今回のケアが合わない、あるいは悪化してしまう可能性も考えられますので、



もしあなたが上の症状に思い当たるのであれば、今日のケアとは違う方法を探して取り組んでみてください。


肩の痛み、特に服を着るときにツラいなら



服を着るとき、あるいは脱ぐときに肩の痛みがある…



実は、その場合「腕を横に上げる動き」、胴体に対して横に手を上げる動作が関係しています。



逆に、手を前に上げる動作はあまり関係がありません。



ですので、もしあなたの肩の痛みが、どちらかというと横よりも前に上げるときに肩がツラい、という場合はそれに見合ったケアが必要になります。(下のタイトルからご覧ください)


肩が痛い!特に前から腕を上げるとツラいならこのストレッチで解消



じっさいに服を着たり脱いだりしてもらうと分かるのですが、



ほとんどの場合、その動作の中で肩が痛むタイミングというのは、腕を横に上げていく、あるいは横に広げていく動きのときになります。(文章で分かりくい場合は下の動画の3分13秒あたりからご覧ください)



つまり、腕が横に上がりやすくなれば、服を着るとき脱ぐときの痛みは解消されやすくなる、ということです。



では、なぜ腕が横に上がりにくくなるのか?



それは、簡潔に言えば「手から腕にかけて内側にねじれていたり、硬くなっていること」が原因になります。



ヒトの日常の手の動作というのは、お仕事にしろ、家事にしろ、ほとんどが体の前で手を動かして作業をします。



そのように、ずっと体の前で手を使っていると、肩はいわゆる「巻き肩」になり、腕や手のほうも内側にねじれやすくなってしまうのです。



今回のケアはそのねじれや硬さを取る解消法となっています。ぜひお試しください。


肩の痛みを3ステップで解消する方法



それでは、じっさいの方法は下の動画でご覧ください。



今回は、


ステップ1:肘から下の部分のストレッチ

ステップ2:二の腕のねじれを解消するケア

ステップ3:肩自体のマッサージ


という順になります。


※5分58秒あたりから始まります。






いかがでしたでしょうか?



今回の服を着るときや脱ぐときの痛み以外にも、肩の痛みについてのお役立ち情報を発信していきます。



よければそちらも下のタイトルからご覧ください。


五十肩の症状チェック。症状の特徴や定義について


肩が夜に痛む。タオルや枕を使ったおすすめの対処法



また、肩の痛みがある患者さんの中には1年以上お悩みだったという方も少なくありません。



もし、少しでも早く肩のお悩みを解消したい、ということであれば、今日のようなセルフ・ケアはもちろん、整体や東洋医学の治療もご検討いただいてみてはと思います。



お近くの信頼できる先生のところや、あるいは当院でも対応可能です。



肩の痛みでお困りでしたらいつでもご相談ください。



それでは、本日も最後までご覧いただき誠にありがとうございました。




(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)