これって天気病?天候の変化で肩こり・めまい・不眠ならコレ。おすすめの2つのツボ
こんにちは。okada鍼灸整骨院の岡田です。
今これを書いているのが2月下旬。これから三寒四温で春に向かっていくタイミングですね。
今回は、そんな季節の変わり目、あるいはメンタル的な影響で出てくる、肩こりや首こり、めまい、不眠、イライラなど…
「天気やメンタルの影響で上半身の症状が出やすい」という方に向けて効果的でおすすめな2つのツボをご紹介していきます。
天候や気分の浮き沈みの度に比例して体調をくずしてしまう、ということであればぜひ最後までご覧いただき、少しでも役立ててもらえれば嬉しいです。
これは天気病?天候と不調にはコレが関係します
一般に、天気やメンタルの影響で上半身の症状が出てしまうのは、いわゆる「不定愁訴:ふていしゅうそ」と呼ばれる部類であり、
不定愁訴は「病院の検査では病気や問題が見つからない不調」の総称だと思ってもらえれば結構です。
そして、不定愁訴はほとんどのケースで「自律神経のアンバランス」がかかわっており、それは整体や東洋医学の得意分野でもあります。
天候の変化やメンタルの影響で上半身に症状が出てしまう場合、東洋医学的には「上実下虚:じょうじつかきょ」といって、上半身にエネルギーがかたより過ぎて緊張を生んでいる状態とみることができ、
参照:偏頭痛持ちの鍼灸師が自分を実験台にして症状を克服した記録 | 東京都練馬区の鍼灸院 – 成鍼堂 (seishindo.info)
今回ご紹介する2つのツボは、
・上半身に上がり過ぎたエネルギーや緊張を解放して
・上半身が固くなることで浅くなってしまった呼吸を深くする
作用があり、自律神経のバランスを整えてくれるのです。
天候による肩こりやめまい、不調に効果的なツボ
今回のケアに使うのは「内関:ないかん」「気戸:きこ」というツボです。
ツボの場所は下のイラストでご確認ください。
内関の場所:両手に1つずつあり、手首の横シワから指三本分下、2つの腱の間の場所です
気戸の場所:左右の鎖骨の下にあり、乳頭(乳首)から真上に上がった鎖骨の下が気戸になります
天候に負けない!ツボの刺激の方法
それでは、じっさいのツボの刺激の方法は下の動画でご覧ください。
※3分20秒あたりから始まります。
いかがでしたでしょうか?
今回のツボを試してもらって、ほんの少しでも効果を感じたなら、ぜひ続けて取り組んでみてください。
また、この他にも天候にかかわる「寒暖差」についてのケアを過去にご紹介していますので、よければそちらも下のタイトルからご覧ください。
そして最後に。
今日お話したように、自律神経がかかわる症状は整体や東洋医学の得意分野です。
もし、少しでも早く何とかしたい、とお考えでしたらセルフ・ケアだけでなく、専門家の元で治療を受けることをおすすめします。
お近くに信頼できる先生がおられるなら、そちらへ受診いただいたり、あるいは当院でも対応可能です。
天気やメンタルの影響で不調が出やすくて困っている、ということであればいつでもご相談ください。
それでは、本日も最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)