夏のレジャーで家族が安全に楽しむためのヒント



こんにちは。神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院です。


ぐんぐん暑くなり、セミの声が賑やかになってきた今日この頃。


新型コロナ一辺倒だった世の中も、少しずつ落ち着きをみせ、この夏は家族でレジャーを楽しむ方が急速に増えるのではないでしょうか。


ですが、そんな楽しいひとときを過ごすためには、安全面に気をつけることも大切です。


そこでこの度は、夏の楽しい思い出のために、レジャーを安全に楽しむためのヒントをご紹介していきます。


ぜひ最後までご覧いただき、少しでもお役に立てば幸いです。


家族の安全確保の重要性



夏のレジャーでの事故と言えば、まず多いのが「水難事故」。


とりわけ、子育て世代の方が気になるのが、中学生以下の子どもさんの水難だと思います。


警察庁による、令和4年の水難についてのデータでは、海よりも河川での事故が多く、「魚とりや釣り」などの、やはりレジャー中のものが25.6%で最多となっているようです。


危険区域の表示がある場所へは入らないのはもちろん、事前に遊ぶ場所での環境や天候をしっかり調べ、ライフジャケットを着用したり、ライフセーバーが常駐している管理された場所を選ぶことをおすすめします。


※下記は警察庁の水難についてのデータです。水難の予防・対策も書かれていますので、ぜひ参考にご覧ください。


令和4年における水難の概況


家族向けの安全対策



1.熱中症予防


暑い季節に外出する際は、こまめな水分補給を行い、熱中症にならないようにしましょう。適度な休憩を取りながら体を冷やす工夫をし、熱中症の症状に注意しておくことが大切です。


特に炎天下でのレジャーを予定している場合は、当院の以前の2つの記事


もしものための「熱中症の正しい知識」。マスク×猛暑を乗り切りましょう

熱中症は水分の取り過ぎもNG?補給のタイミングや塩分、その目安と熱中症ドリンクの作り方


を参考にしてください。


2.日焼け対策


夏のレジャーでは紫外線対策が欠かせません。


日焼け止めクリームの使用や帽子、サングラス、ラッシュガードの着用などを心がけましょう。特にお子さんたちの肌はデリケートなので、こまめなケアが必要です。


3.体調管理で安全対策


レジャーの場合、長時間車を運転することが多いと思います。


また、プールや川、海などでお子さんたちを見守るためには、ある程度の緊張感、集中力が必要です。


ご家族で安全にレジャーを楽しむためにも、当日に向けて2~3日前から体調管理に取り組み、万全の状態で外出しましょう。


自然との安全な触れ合い方



その他、山や森での安全対策や危険な生き物についてお話しします。


1.山や森での安全対策


山へのハイキングやキャンプに出かける場合は、地図やコンパスを持参し、事前にコースを把握しておきましょう。


自然を甘く見て「まさかこんな所で」と遭難してしまうのは毎年発生しています。天候の変化にも注意し、遭難防止に努めましょう。


2.危険生物への安全対策


やはり、自然の中に入ると、危険な生き物に遭遇する確率がゼロとはいきません。


また近年、温暖化の影響から「本来その場所に生息していなかった危険生物」が確認されたり、その被害が話題となっています。


特に海での遊泳や釣りで遭遇する可能性がある危険生物は「ゴンズイ」「アカエイ」「カツオノエボシ」「ヒョウモンダコ」など。


山や川での場合「マムシ」「スズメバチ」「マダニ」などが代表的です。


万が一、遭遇したら近づかないよう、下記のリンクでご確認ください。


【大阪湾エリア】波止から釣れる危険な生き物7選 見かけたら要注意!

海で『ぷよっとキレイ』でも絶対触らないで!関西でも猛毒クラゲ「カツオノエボシ」が増加中

山のレジャーで遭遇する危険動物&危険植物22選


まとめ



・夏のレジャーの事故は特に水辺に注意

・熱中症や日焼け対策に体調管理も

・山や森も甘く見ると遭難する危険が

・自然の生き物観察は楽しいけれど要注意


今回はやや恐がらせるような内容ばかり、またリンク記事も増えてしまいましたが、これからはお子さんにとって楽しい楽しい夏休みです。


ぜひ、今日のお話を頭の片隅に置いておいてもらって、夏の思い出作りの一助としてもらえれば幸いです。




(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)

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