冷え性を改善する方法① おすすめのツボ
こんにちは。
神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院の岡田です。
さて、寒さが本格的になっきた今日この頃。「冷え性」を持っているかたたちにはツラい時期ですよね。
冷え性は肩こりと同じでアジア人によくみられる症状とされており、1992年に行われた調査では男性より女性が約3倍も多く感じている事が分かっています。
「ぐっすり寝たいのに足の冷えが気になって寝付きにくい」
「お風呂でゆっくり温もったのにすぐに冷えてしまう」
冷えを感じているととにかく不快で、何事に対してもやる気がそがれてしまいますよね。
当院の患者さんからもよくそんなご相談をいただきます。
そこでこの度から、そんなツラい冷え性改善に効果的な方法を3回に分けてご紹介していきます。
これからの年末年始から2月にかけて。本格的に寒くなるその前に対策を練っていきましょう。
ぜひ、最後までご覧いただきお役立てください。
そもそも冷え性の原因って何なの?
まず、人体の熱は内臓の代謝や筋肉の動きから産まれます。
その熱は血流にのって末端に運ばれる訳ですが、その血流が悪いと当然ながら手足は冷えやすくなっています。
内臓の代謝、筋肉量、血流、そしてそれら全てに関わる自律神経のバランス。
このように、身近な症状である冷え性にも実は色々な原因があるのです。
筋肉量についてはやはりトレーニングが必要ですが、
内臓、血流、自律神経のバランスへのアプローチなら、今日ご紹介する2つのツボがおすすめです。
冷え性改善におすすめのツボ「三陰交」と「関元」
ツボの場所
下の写真を参考にしてください。
三陰交(さんいんこう):うちくるぶしの一番高くなっている場所から上に指4本分、スネの骨のキワで、やや凹んだ場所です。少し強めに押すとするどい痛みがあることが多いです。(両足)
関元(かんげん):おへそから指4本分下、下腹部になります。
ツボの刺激方法
ツボへの刺激方法は千年灸・ドライヤー・貼るカイロ、どれでも結構です。
もちろんどの方法も低温やけどには注意してくださいね。
市販の千年灸であれば、基本は上の3か所に3~5回(壮)ずつ、寝る30分くらい前がおすすめです。
ドライヤーお灸はツボの肌から20cmほど離した位置から温風(だいたい弱で十分)を当て、「熱い!」という一瞬手前で風を外して同じ要領で次のツボへと移していく方法です。順番はどんなものでも構いませんが、例えば「右三陰交→左三陰交→還元」という風にぐるぐると3~4周行いましょう。
まとめ
・冷え性を感じている女性は、なんと男性の三倍
・自律神経とも深く関わる冷え性
・効果的なツボは「三陰交」「還元」
・刺激方法は色々。続けれる方法で
いかがでしたでしょうか?
冷え性は東洋医学の得意分野なので、近道をするなら鍼灸治療を受けるのがおすすめです。それでも、軽い冷え性なら今回の方法だけで楽になるかたがたくさんおられると思います。
ぜひ、今日ご紹介したツボへの刺激を続けてもらい、下のその②③の記事もお時間のある時にご覧ください。
冷え性を改善する方法①
https://okada-hari-seikotsu43.com/?p=2847
冷え性を改善する方法②
https://okada-hari-seikotsu43.com/?p=2869
(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)