腰のヘルニア。こんなに良くなるとは思わなかった(70代男性、患者さまの声)

腰のヘルニアの足腰の痛みを解消された患者さまの声をご紹介します

こんにちは。神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院です。

今日は前回に引き続き、腰から足にかけての痛み、いわゆる坐骨神経痛を解消された患者さまの声をご紹介します。

※前回の記事は下のリンクからご覧いただけます。

歩けない程の腰、太ももの痛みが解消しました

70代男性のKさん、腰のヘルニアと診断され病院に通院していたものの一向に良くならず、ご家族からのご紹介で来院されました。

もし、同じく腰のヘルニアでお悩みでしたら、ぜひ今回の記事を参考にしてください。

じっさいの患者さまの声はコチラです

Ｑ 何が決め手で当院を受診されましたか？

家族の紹介

Ｑ どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか？

病院でヘルニアと言われ良くならなかった

Ｑ 実際に受診されてよかったことを書いてください。

２００ｍぐらいしか歩けなかったのが１～２Ｋｍ平気で歩けるようになった。こんなに良くなるとは思っていなかった。

ありがとうございます。

いかがでしたでしょうか？

今回の患者さまの声を「腰のヘルニアが鍼灸、整体で治った」とイメージされる方が多いかも知れませんが、

実は、鍼灸や整体で「腰のヘルニアそのもの(神経が圧迫されている場所)」を治すことはできません。厳密に言えば、腰のヘルニアの「症状が治った」と言うほうが正しい表現です。

つまり、腰のヘルニアはそのままだけど、症状は治る、ということなのですが、これだと「神経が圧迫されてるのになんで症状が治るの？」と疑問をもたれることでしょう。

ですが、近年の研究では、腰のヘルニア(神経の圧迫)が画像検査で見つかったにもかかわらず症状が全くない(無症候性)というケースがたくさん報告されているのです。

※下の文章は「腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン」から引用したものであり、腰のヘルニア=痛みが出る、というのは間違いだと分かってきています。

～また，MRIによって無症候性の椎間板ヘルニアが高頻度に存在する．健常者200名の腰
椎MRIでは，椎間板ヘルニアがL4/5高位で25%，L5/S高位で35％に認められた～

引用元：cervical_spine_200915.pdf (jssr.gr.jp)

要するに、腰のヘルニアそのものが痛みの引き金になるわけではなく、それ以外に痛みを出す条件がある、ということであり、

その条件が、私たちのような鍼灸、整体治療の分野では「血流」や「体のアンバランス」なのではないかと考えているわけです。

もちろん、鍼灸、整体治療は万能なものではありませんので、足の筋肉のマヒや、おしっこや便の異常(膀胱直腸障害)が出てきている重症の腰のヘルニアだと対応が難しいことがあります。

ですが、そういった症状さえなければ早期回復をサポートできていますので、腰のヘルニアでお悩みでしたら鍼灸、整体治療をおすすめします。

(監修：柔道整復師・はり師・きゅう師　岡田英士)