【めまいの原因】そのめまいなら「体操」で予防できます




長男・三男はもう明日入学式です。長男はともかく内弁慶の三男は小学校の新しい環境におっかなびっくりのご様子。


大丈夫やって、すぐに楽しいお友だちができるから(^^)




こんにちは。神戸市垂水区のokada鍼灸整骨院の岡田です。



今日も皆さんへ健康お役立ち情報をお届けしていきます。



今日のテーマは

「めまい」



前回の「春の薬膳レシピ」の記事の中で、今の春の時期は上半身の不調が多くなるとお話しました。そのうちの一つにめまいがあるのです。



グラグラッ 「あ。また来た… 」

疲れたり季節の変わり目にはめまいがでてしまう。



この度はそんな「めまい持ち」のかたの中でとても多い・良性発作性頭位めまい (BBPV)・メニエール病への効果的なケアを2シリーズで動画を交えてご紹介していきます。



特に今日ご紹介する「めまい体操」はお医者さんも推奨している確かな方法です。



ですが、長年のめまいから病院でお薬をもらっているにも関わらずそれをご存知ないかたが意外にも多いので、ぜひこの機会に知っておいてもらえればと思います。


めまいの正しい知識




今までに何度も激しいめまいを経験しているかたなら、おそらく病院の「めまい外来」へ受診されたことがあるでしょうし知識もきっとおもちだと思います。


ただ、そこまで激しい症状ではないかたなら何となく放置していたり、めまいの基礎知識をご存知ないひとも多いかもしれません。



なのでまずは簡単に「めまいのお勉強」から。




■ めまいの原因



大きく分けてめまいには「末梢性:まっしょうせい」のものと「中枢性:ちゅうすうせい」のものに分類されます。



末梢性めまい:一般的なめまいの症状のうち大半はこちらに該当します。耳の奥の「前庭器官:ぜんていきかん」と呼ばれるバランス感覚や回転の感覚を感じる場所の問題が最も多いと言われています。



その他にも、末梢性めまいには眼球の運動、前庭器官につながる神経の炎症・肩コリや首コリなど原因は色々あります。



中枢性めまい:めまい症状のうち約5%にみられ、場合によっては「命の危険がある」危険なものなので注意が必要です。いわゆる脳の一部=脳幹や小脳の出血・腫瘍などや、脳に血液を送る血管の問題があげられます。




■ めまいの症状



一言で「めまい」といっても感じ方がひとそれぞれですが、主に下の3つのタイプがあります。



・回転性めまい ・・・グルグルと回転するようなめまい

・浮動性めまい ・・・フワフワと雲の上にいるようなめまい

・失神性めまい ・・・いわゆる「立ちくらみ」のようなめまい末梢性のめまいでは回転性のものが多く、症状は発作的(突然)にあらわれ難聴や耳鳴りをともなうケースがあります。また、めまいの程度は強い場合が多いものの、数日~数週間で治まるのが特徴的です。



中枢性のめまいは主に浮動性で程度は軽いですが、持続的に症状が続きます。



そして脳に関わる異常ですので「ろれつが回らない」「手足のしびれや上手く動かない」「強い頭痛」「意識がはっきりしない」などがでてくる場合があります。



失神性のめまいについては、起立性低血圧や不整脈など自律神経や心臓の働きの問題が多いと言われています。




めまいが続いているならまずは専門の病院へ



 ざっとめまいについてお話してきましたが、これは「ほんの一部」です。



「めまい外来」という専門の科があるくらいですから、じっさいは色々なことが複雑にからみあってめまいが起こります。



確かに大半は末梢性のものなのでいたずらに恐がる必要はありませんが、



もしあなたがめまいを何度も経験している・めまいがずっと続いている、それでもまだ病院へ行っていないのなら必ず受診しておきましょう。



そして危険な中枢性めまいではなく、末梢性のめまいだと分かればほとんどの場合これからお話する「良性発作性頭位めまい」「メニエール病」になると思います。



万が一を考えてまずはめまい専門の病院か耳鼻咽喉科へ。これだけは覚えておいてください。


今日の本題「良性発作性頭位めまい」へのセルフケア




さて、長くなってしまいましたが今日の本題の「良性発作性頭位めまい症」のお話とセルフケアの動画になります。病院の受診の結果、末梢性のめまいだと分かり



・頭の位置を動かした時に回転性のめまいがおこり・数十秒~数分で発作は治まり・難聴や耳鳴りはともなっていない



ということであれば、あなたのめまいはほぼ「良性発作性頭位めまい症」です。(おそらく病院でもそう診断されます)



このタイプのめまいは非常に頻繁にみられるもので、前庭器官の中の「耳石」が本来あるべき位置からはがれ、三半規管に入ってしまう(多くは後半規官)ことが原因です。



めまい止めや吐き気止めなどのお薬を飲んでいて一旦は治っても、また再発してしまう…。今回はそんなかたのためのセルフケアになっています。



それでは下の動画を最後までご覧いただき、ぜひめまいの予防に役立ててください。



※動画は過去にアップしたものです。





追伸:もちろん鍼灸施術でも本タイプのめまいの改善・予防をお手伝いできます。お困りならいつでもご相談ください。



めまいシリーズその②の記事は下のリンクからご覧ください。


https://okada-hari-seikotsu43.com/?p=3459




(監修:柔道整復師・はり師・きゅう師 岡田英士)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です